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[664] やな [金沢] 2022/11/25(Fri) 12:25
先生こんにちは、貴院でお世話になっている妊娠9ヶ月の者です。
先日の妊婦健診でエコーを見てもらっている時に
胎児の頭の大きさが現在の週数よりもかなり大きい数字のように
見えました。(プラス5週分くらい大きい?)
その時は、あれ?とは思いましたが先生に質問等することなく
帰宅しましたが、検索をかけると障害や病になどの情報がたくさん
出てきてしまい、不安になってきてしまいました。
その時先生がなにも仰らなかったので、きっと問題は無いんだろうと
思いたいのですが、次の検診まで日が開きますので、
こちらでの質問とさせていただきました。
ご回答お待ちしています。

やなさん、こんにちは。

外来の超音波検査での胎児計測では、妊娠4か月以降になると、BPD(児頭大横径)をほぼ必ず計測しています。
大きさには、もちろん平均値や標準偏差からの大きさのばらつきなどを評価の対象にしています。
超音波の機械の機能で自動的に表示されるのがほとんどです。

しかしながら、特に妊娠9か月頃になってくると、大きい子、小さい子でかなりのばらつきが出てきます。
単純な数字の大きさだけでどうだこうだをネットで検索すると、すぐに水頭症だ何だの話が出てきます。
確かに水頭症の典型的な状態では、BPDは大きな数字となりますが、そんな状態では数字の大きさ以前に、見た瞬間に水頭症の有無はわかりますし、水頭症であっても、BPDが正常だったり、逆に小さくても水頭症であることもあります。
大きさが正常だから正常だと決まっているわけでもありません。
エコーの画面では、機械的に平均からのばらつきで週数プラスマイナスを表示しているだけですので、見ている医師が何とも気にしていなければ何ともないと思っていただいて問題ありません。

もう少し言えば、測定した数字が表示されると、数字が一人歩きをしていきます。
ですが、そもそも、赤ちゃんの頭の骨といっても押せば形が変わる柔らかさですし、骨盤の形に合わせて形も変形しますので、頭の向きだけでも大きさの計測数字が変わってきます。逆子(骨盤位)では、単純に1cmほど小さく計測されます。
画面上での計測でも、超音波の反射の特性から、骨が数学的な1ピクセル幅の線に映る訳ではありませんので、「大きく測れ」、「小さく測れ」と言われれば、簡単に何ミリかは変わってきてしまいます。
測り方次第で前回の計測値より小さくなることなどは、次回の健診までが1〜2週間の間隔であればよくあることです。

本当はこういった内容を丁寧に説明しないといけないのですが、あまりにも大変なので、なんとなくさらっと触れないようにしてごまかしているというのが本当の姿です。
そういった中で大きさを測っているのだということを知っていただければ、安心できるのではないでしょうか。

本当に異常な可能性を感ずれば、もちろんお伝えして説明することになります。

[ From Voyatzky院長 ]








[663] のん [白山] 2022/11/23(Wed) 23:45
お忙しい中ご回答いただきありがとうございました。先生のご意見を拝読し、確かにと改めて思わされたました。県内でも産み分けで調べると、指導やゼリーを販売している病院もいくつかありました。先生に質問をしていなければ自分も誤った道に進んでいたかもしれません。そして、そのような問題点があるのに堂々と産み分けを実施していますとうたっている病院のホームページがある事が少し悲しく思います。知らず知らずに違法の領域に踏み入ってしまう人が多からずいると思います。先生の回答を読んで「産み分け 違法」で検索して、初めてその事実を知りました。とても勉強になり、教えていただけて良かったです。
ありがとうござきます。また授かった際は先生にとりあげで欲しいと改めて思いました。まずは性別問わず新しい家族を迎える事ができるよう努力します。その際はまたよろしくお願いします。








[662] のん [白山] 2022/11/23(Wed) 01:42
お世話になっております。そちらで無痛分娩をしていただいてから1年ちょっと経ちました。とても良いお産をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひまたお世話になれたらと思っております。
上の子も卒乳しそろそろもう1人と考えております。子どもは授かるだけでとても素晴らしい事とは重々承知しておりますが、上の子とは違う性別の子も育ててみたいと思うようになりました。希望の性別でなくてももちろん大事に育てます。貴院でご指導いただくことは出来ますでしょうか?また産み分けゼリーやサプリを処方していただく事は可能でしょうか?ぶしつけな質問かも知れませんがお時間がありましたら教えてください。
先生のご健康と貴院のご繁栄を心より願っております。

のんさん、こんにちは。

お気持ちは十分理解できるのですが、医療行為としては問題があります。
ゼリーなどを、産み分けを効能として謳って販売すれば薬事法違反に抵触する可能性があるだけでなく、学会の倫理規定にも違反している可能性があります。

「医療」とは異なる世界の話であり、赤ちゃんが元気に生まれるとか異常なく産まれてほしいという本来の価値観とは異なっています。
某隣国では少し前までひとりっ子政策をを行っていました。
その頃には、男だから、女だからという理由で闇で妊娠中絶が行われ、男女の性別のバランスが大きく崩れた人口構造が今問題になっています。
これは、体外受精などの生殖医療でも可能になる技術であり、行き過ぎると某国同様の問題に発展する恐れがあります。
国として容認し、全体として当然の権利として行われ始めたらどうなるのかということです。
医療として行うべきではないと考えられ、その通りだと考えます。
こういう視点は、個人では問題にはならなくても全体では問題になると考える必要があります。

[ From Voyatzky院長 ]








[661] やす [北陸三県以外] 2022/11/15(Tue) 18:24
はじめまして。
里帰り出産で、
こちらのクリニックにお世話になる予定の者です。
つかぬことをお伺いしますが、
帝王切開になった場合のお医者様の人数体制は
どのようになることが多いか
教えて頂けますでしょうか。
基本的にはお一人の先生であたって頂く形でしょうか。

やすさん、こんにちは。

定期の予定帝王切開では、金沢大学からの応援医師に来ていただいていますので、基本的に医師2名体制で臨んでいます。
帝王切開になることが確実で、あらかじめ予定手術で臨むことはできるが高いリスクが予測される場合や、術前に輸血準備が必要であるような場合には、状況にも依りますが28〜32週頃を目処に金沢大学、もしくは県立中央病院に紹介としています。

難産や分娩停止などで、母児に大きなリスクがない場合には、緊急手術であっても自院対応としています。この場合には、私とスタッフだけでの対応となりますが、スタッフは鍛えてありますので、ご安心いただいて問題ありませんというか、問題があれば母体搬送になります。
奥能登の病院に1名医長として勤務していた時代には、誰も助けてもらえない厳しい状況で仕事をしていました。
それは、絶えず何が一番安全かを考える時間でもあり、ですので自院での帝王切開は、特に希望がない場合には約9割が全身麻酔+硬膜外麻酔での実施です。安心安全だからです。
その頃の話ですが、大雪が降った時に、緊急の母体搬送で一番近い金沢医科大まで救急車で5時間かかったことがあります。往復で10時間という時間は、飛行機でロサンゼルスに行ける時間です。
そのような環境でも「お産」はあります。
いかに小さいリスクで、患者さんに負担をかけない出産方法が何なのか、常に考えながら仕事をしてきました。
それを考えると、例え田舎の川北町であっても、すぐ隣から3分で救急車が駆けつけてくれ、30分もあれば3次救急施設に搬送できる今の状況は、天と地ほど違う安心感があります。
受け入れ側の体制や配慮も成熟しつつあり当時とは全く異なります。
ちなみに、時間が短い手術がいい手術だとは全く考えてはいませんが、私1名での手術の方が、医師2名での手術よりも時間的には早く終わることが多いです。

[ From Voyatzky院長 ]








[660] やま [白山] 2022/11/06(Sun) 19:43
はじめまして。現在妊娠中で無痛分娩希望です。今は別のクリニックに通っていますが土日は対応しておらず、私が高BMIのため厳しいと言われております。旦那さんの立ち会いもできると友人から聞きましたので質問させていただいています。
BMI30超えている肥満妊婦でも無痛分娩はできますでしょうか?

やまさん、こんにちは。

肥満がある場合の一般論ですが、無痛分娩云々の前に、まず通常の分娩自体に大きなリスクがあることを認識する必要があります。
これは体重の数字だけではなく、身長や妊娠中の体重増加の割合、浮腫の程度にも依るでしょう。

無痛分娩の方法論では、やはり様々な困難要因が出てきます。
@硬膜外麻酔の穿刺部位の特定が困難な場合が出てきます。触診しても背骨の位置がわからないケースです。
具体的には正中がわかりにくかったり、腰椎間がわからないので、何回も刺さないといけなくなる場合があるということです。
A硬膜外腔までが深いため、針が届かないことがあります。自験例ですが、指で針を押している状態では硬膜外に届いていても手を離すと押し返されて抜けてしまうということが、90kgほどの方でもありました。特殊な長い針もあるのかもしれませんが、現実論では困難です。
B皮下組織、脂肪等が厚いと、きちんと処置ができていても、基本的にカテーテルは皮下ではフリーですので、体動で簡単にカテーテルが抜けてしまう可能性が大きいということがあります。

できることが確約できないというか、やってみないとわかりませんの世界になってしまいます。

文面からは予定日が不明ですが、転院についてです。
手取川クリニックに関心をお持ちいただき大変光栄なのですが、現在、来年の5月までは、すでに予約が一杯で受け入れが困難な状況になっています。
大変申し訳ありませんが、ご賢察いただければと存じます。


[ From Voyatzky院長 ]








[659] こひ [白山] 2022/11/03(Thu) 21:39
先生、お忙しい中ご返信ありがとうございます。

妊娠した際にはお世話になりたいと思っております。
よろしくお願い致します。








[658] こひ [白山] 2022/10/31(Mon) 16:12
こんにちは。
妊娠希望の者です。

つわり(嘔吐)に恐怖心があるのですが、貴院ではつわりに対するお薬の処方は行なっていますか?

お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答いただけると嬉しいです。

こひさん、こんにちは。


妊娠悪阻の嘔気、嘔吐の適応症を持つ薬剤はいくつかありますが、実際に妊娠初期であっても敢えて薬を飲まなければならないほどのつわりであれば、そのような薬ではほとんど効果もなく、まして薬を吐いたりするのが関の山だと私は思っています。

食べられないことでカロリーが不足するだけでなく、水分、電解質の失調や、ビタミンB群の不足下で脂肪が燃焼してケトン体が増加するアセトン血性嘔吐症の状態では、やはり点滴によるカロリーや電解質、水分、ビタミンB群の補充が重要となります。
内服治療であれば、嘔気を抑えるための制吐剤より、ビタミン剤の方が前向きな治療法だと考えます。

[ From Voyatzky院長 ]








[657] りー [金沢] 2022/10/23(Sun) 07:46
先生、お忙し中、ご丁寧な返答をありがとうございます!
では次回から、USBメモリを毎回持参します(^○^)
説明会に関しても、承知しました。
今後ともどうぞ、宜しくお願いいたします。








[656] りー [金沢] 2022/10/19(Wed) 08:50
こんにちは!
現在妊娠中で、手取川クリニックに通っております。
次回妊婦健診まで少し時間が空くので、こちらで2つの質問をさせてください。

毎回白黒の3D写真と共に、先生からのご丁寧な説明も受けられて、とても有り難く感じています。

現在コロナの関係で、本人以外は入館禁止となっていますよね。
実は夫が、自分も、赤ちゃんの心音や動くところが見たいし、なんだか何も分からず置いてきぼりなのが寂しいと言います(((^^;)

そこで質問なのですが、

1. 3D?4D?画像は、USBメモリなどにコピーして頂くことなどは可能なのでしょうか?
もしも可能な場合、別料金であれば、大体の額も教えて頂けると嬉しいです。

2. 出産前に、無痛分娩、入院費用、その他諸々コロナ以前にはあったような説明会やプレママパパ教室のようなものはあるのでしょうか?

初めてのことだらけで何も分からず、こちらで質問させて頂きました。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご返答をお待ちしています(*^^*)

りーさん、こんにちは。

3Dや4Dの動画は、USBメモリかSDカードをお持ちいただければ、動画でも静止画でもデータとしてお渡しできます。
通常診療の中で普通にやっているだけですので、かしこまって料金をいただいているというものではありません。
ですので、クオリティやミスを言われても「ごめんなさい」の世界でよろしければ対応しています。
大きな容量のものは必要ありませんというか、認識できないものがありますので、8GBもあれば十分です。
フォーマットが特殊だと認識できないことがありますので、NTFSかFAT32にしてください。
大事な他のデータが破損してもいけませんので、空のものをお持ちください。
保存する内容に関しては、後の方の待ち時間に影響が出る通常診療に負担を生じるような対応はできかねますのでご了承ください。

無痛分娩に関しては、外来での簡単な説明と、非常に詳しい同意説明書をお渡しする形になります。
今のコロナ禍では、基本的に密を生じる「会」となるようなものは行うことができません。
落ち着いたら、以前にように復活できればと思っています。

[ From Voyatzky院長 ]








[655] しほ [金沢] 2022/09/25(Sun) 12:00
お忙しい中さっそくお返事頂きありがとうございます。
初めての出産で不安が大きいですが、上手ないきみかたについてしっかり教えてくださるとのことで安心しました。手取川クリニックで出産できることがとても楽しみです。








[654] しほ [金沢] 2022/09/24(Sat) 14:01
先生こんにちは。現在手取川クリニックにてお世話になっております。無痛分娩を希望しているのですが現在コロナ禍でマザークラスはあるのでしょうか?
頂いた分娩予約申込書をよく読むと、無痛分娩希望の方は後期マザークラスには必ずご参加ください。と書いてあったのですが受付で特に何も案内がなかったので気になりました。

しほさん、こんにちは。

説明不足で申し訳ありません。
コロナ禍の現在、母親教室は開催できておりませんので、その条項は割愛してください。
それまで母親教室で説明させていただいておりました「硬膜外麻酔下での上手ないきみ方」については、現在は実際のその場面々々でお伝えしながら進めていますので、ご安心ください。

一般的に無痛分娩では、麻酔の優劣のみ(痛いか痛くないか)に捉われがちになりますが、それはあくまで近視眼的な視点の一部にしか過ぎません。
痛みを伴わないからこそできる産科にしかできない手法をここで発揮することにより、赤ちゃんにとっても比較できないほどの「安産」を実現できていると思っています。痛みをなくすことが目的の麻酔科的発想ではなく、痛みに苦しんでいるとできない出産方法を選んでいるという立場です。
言葉を換えると、麻酔の力を借りてはいますが、これはソフロロジーやラマーズの到達点そのものであるともいえます。

痛みがないからきばれないといった後ろ向きの批判には、産科的配慮の足りない麻酔法もさることながら、最大の長所を欠点としか捉えていない産科的未熟さを感じます。
痛みがないからこんな力の入れ方ができる、これを大きな味方につけることができます。
手取川クリニックで無痛をされた方には、何かしらのエッセンスを感じ取っていただけていると思っています。
概略ですが、母親教室では、こんな話をさせていただいていました。

[ From Voyatzky院長 ]








[653] マメ [能美] 2022/08/19(Fri) 08:17
先生、こんにちは。
真冬に第一子を出産し大変お世話になり
ありがとうございました。
御礼を伝えたい気持ちをもちつつ、バタバタと日々が過ぎ子供も7ヶ月になりました(^^)
初めてのお産でしたが、先生、看護師さんたちそして無痛分娩という選択肢のお陰でとても心強くいられました。
また、産後の体が痛むときも美味しく豪華なご飯をモチベーションに乗り切ることができました。

気が早いですが、第二子も先生に診てもらいたいと考えております。
昼も夜もなく激務かと思われますが、
どうか御身体を大切になさってください。

マメさん、こんにちは。

励みになります。ありがとうございます。
また、ご縁がありましたら、いつでもおいでください。

[ From Voyatzky院長 ]








[652] はなみずき [能美] 2022/07/22(Fri) 07:38
はじめまして。

計画無痛分娩を希望しています。
電話で問い合わせた際は、検診の際に翌週の誘発無痛分娩ができるか検討していただけるという話でした。
(36週から翌週に誘発できる状態かどうかを見ていただける)

上記の認識で間違いないでしょうか?

また、コロナが蔓延している状況で判断は難しいとは思うのですが、下記も知りたいです。
●どうしても立ち合い出産はできないのか(旦那はコロナワクチン3回接種済み)
●出産後、入院中に旦那が病室にくることはできないのか

はなみずきさん、こんにちは。

無痛の前に、まず分娩誘発の可否の問題があります。
いろいろ家庭の事情などで、いつ頃、入院、出産になれば都合がいいということがあるということを十分承知し理解した上でお話しさせてください。

産まれるかどうかは身体の都合です。元々、自由自在にできることではありません。
陣痛促進剤を使えば、陣痛が来るのは当然なのですが、スムーズに進んでくるかどうかが重要です。
陣痛が来るかどうかより、子宮口が開いてくるかどうかや、児頭がきちんと回ってくるかどうか(児頭の回旋)が問題になります。
経験を積んだ産科医ほど、陣痛誘発の可否には慎重ですし、逆に誘発した場合でも身体の都合を十分考慮して実施したケースではスムーズに進んで安産に終わることが多いのではないかと思います。
もちろん、人の身体が相手ですので、いくら慎重に構えても予想外にうまくいかないことや、その逆もあるのが「お産」です。
また、自然に来るのを待っていたからといって、問題なく進んでくることが保証されているということもありません。
身体の都合に何かを優先させたような誘発分娩では、人工難産のようなことになってしまい、若い頃に多くの産科医がこういう誘発分娩で苦い思いをしているのではないでしょうか。

いつでも本人の希望で日を選べる(病院の都合もありますが)と考えるのは、大きな間違いです。

手取川クリニックでは、誘発の希望がある場合にはそれをお伺いした上で、毎週の健診での内診で、近いうちに陣痛が始まりそうな所見が得られるようになってから誘発日の相談をしています。
ですので、今の所見がまだまだでも、来週まで何もないという保証はありませんから、当然、来週まで待っている内に、破水したり陣痛が始まってしまったりという場合も出てきます。
絶対に誘発でなければという前提(縛りのある)選択肢では、身体の都合を無視した早め早めの対応をしなければならなくなるということですから、その分、スムーズにいかないリスクが大きくなるということになります。合併症が元での誘発であれば、リスクを天秤にかけた相談になります。

手取川クリニックの場合ですが、無痛分娩を希望される方には、麻酔が始まる段階から、ふだん生活を一緒にしている方に限定して「付き添い」をお願いしています。
その付き添いの方がそのままの流れで立ち会う場合に限定して、立ち会いOKとさせていただいています。もちろん、コロナに関しては一般的な医療判断に準じることになります。
面会については、寂しい思いをされる方がおられるのは致し方ないですが、今は基本的にお断りしています。荷物などのお渡しは、スタッフが玄関でお受け取りする形になります。
ご理解いただけたらと思います。

[ From Voyatzky院長 ]








[651] あんこ [福井県] 2022/07/15(Fri) 17:04
初めまして。
私は痛みに弱いので無痛分娩を希望しています。

まだ妊娠していませんが、もし妊娠したら
手取川クリニック様でお世話になりたいです。

しかし、隣県の福井に住んでおり車で1時間半ほどかかります。
定期検診等は通えますが、
出産が近くなったら車で1時間半の距離があるのが不安です。

もし、隣県に住んでいる患者様がいらっしゃいましたら
どうなさっているか教えて下さいませんか?
よろしくお願い致します。

あんこさん、こんにちは。

遠方から手取川クリニックに関心を持っていただける方がおられるということは大変励みになります。ありがとうございます。

今まで、福井県や富山県、能登など隣県、遠方から受診、出産された方が何人もいらっしゃったことは確かにあるのですが、1時間以上かかってしまうような状況ですと、基本的にお勧めはできません。
予定日が雪が降る季節なのどうかや、初産、経産などによっても大きく変わってきます。

ほとんどの方が自分のお産が、自宅で産まれてしまうとか、クルマの中で産まれてしまうとかという状況は考えてみたこともないのではないでしょうか。
ですが、経験を積んだ産科医療関係者で、そんなことは起こらないなどと思っている人など誰もいないはずです。
破水して突然いきみになってきたり、極端な場合には入院していても隣の分娩室に移ることすらもできずに産まれてしまうことさえあるのが「出産」です。
入院してから30分ほどで産まれてしまうようなケースであれば、全く珍しくないとも言えます。

早め早めに行動、判断することや、自然に陣痛開始を待つのではなく、陣痛誘発を考慮するなどでリスクを減らすことはできますが、それにも限界はあります。救急車で全く知らない初めての病院に担ぎ込まれるとういう「覚悟」も必要かも知れません。初めての病院が近隣だからという理由だけでリスクの高い「飛び込み出産」を受け入れてくれるかどうかの問題もあります。
慎重に判断されることを希望します。こちらからお断りせざるを得ないこともあるかと思います。

[ From Voyatzky院長 ]








[650] ちあき [金沢] 2022/06/02(Thu) 14:08
こんにちは。去年第一子の出産の際には大変お世話になりました。
本当に手取川クリニックを選んでよかったなぁと
妊婦時期、出産、入院生活を通して感じました!
ありがとうございました。

子供が6月で一歳になります。そろそろ第二子も希望してるのですが、
産後生理が再開してない状態です。
母乳を完全に辞めてからもう一か月半程経ちます。
大丈夫かな?と心配なのですが、
一度来院して診てもらう事は可能でしょうか?
それとももう少し様子を見たほうがいいのでしょうか?
ご返答頂けると嬉しいです!

ちあきさん、こんにちは。

授乳中や乳汁分泌がある間は、プロラクチンというホルモンが多く分泌されています。
プロラクチンは排卵や生理を起こしてくる性腺刺激ホルモンに対して抑制的に働きますので、その間は生理がなかったり、排卵が起こらなかったりは特に異常ではありません。
卒乳してもわずかでも乳汁分泌があったり、まだ、プロラクチンの数値が高かったりすれば、しばらくは生理が来ない可能性はあるかと思います。

もちろん、例外はありますが、次の妊娠を早く希望されている場合であれば、薬によってプロラクチンを抑えてしまうと早く周期を戻せるということもあります。

基本的にはそのまま様子を見ていて大丈夫ですし、いずれは戻ってくると思われますが、気になるようであれば、いつでも受診してください。

[ From Voyatzky院長 ]








[649] りー [金沢] 2022/05/23(Mon) 13:47
ご丁寧に返答を頂きまして、ありがとうございました。

正直申しますと、無痛分娩を希望することに、どこか後ろめたさがありました。
私は楽になったとしても、赤ちゃんは苦しくなるのではないかと。
私が痛い思いをすれば、赤ちゃんは楽に産まれてこられるものだと、勘違いしていました。
医学知識0の私でしたが、先生のコメントを拝読して、原理を理解できて良かったです。

立て続けに申し訳ないですが、最後に1つだけ質問させてください。
初診予約時、また、定期検診の際は、その都度予約が必要ですか?

宜しくお願いいたします。

手取川クリニックは予約制ではありません。

なぜ予約できないんだとご不満をお持ちの向きもあるかと思いますが、予約時間通りの診察は初めからできないとわかっているからです。
分娩や手術などで、診療時間が変更されていることも多いですから、HPの「診療時間臨時変更等のご案内」をご確認いただくか、お電話にて確認いただいてからの受診をお勧めしています。

[ From Voyatzky院長 ]








[648] りー [金沢] 2022/05/20(Fri) 06:06
こんにちは。初めまして。
私は、無痛分娩を希望しています。
石川県内では実施しているところが少なく、ただその少ない選択肢の中でも、どのように病院を選択したら良いのか悩んでいます。
【無痛分娩】とうたうクリニックには、それぞれ何か違いはありますか?
また、貴院は川北ということですが、金沢からの妊婦さんはたくさんおいでますか?
とにかく分からないことだらけで、不安が一杯です。
宜しくお願いいたします。

りーさん、こんにちは。

「無痛分娩」と一括りにしても「カレーライス」と一括りにされているのと同じで、やりたいことやできていることが全く違うのではないかと思っています。ほとんどの施設で、「痛いから痛みを減弱させる」これが目標のすべてではないかと思えます。

ここで、理屈を語るより、実際に受けてもらった方にどういった印象、感想、満足感を持っていただいたのかがすべてです。
手取川クリニックの無痛分娩は大変に好評をいただいており、昨年は帝王切開を除いた分娩数全体の76%もが無痛でした。
今年に至っては全体の90%に迫る勢いとなっています。

痛みに不安があったり、自信が無いといった部分から「無痛分娩」に興味を持たれる方が多いのは承知しておりますが、他に知っておいて欲しいことがあります
手取川クリニックの考え方は、ネットなどで多く書かれているような無痛分娩での一般的な考え方とは大きく異なります。
痛いから痛みを取ってあげましょうということは安産への手段のひとつという位置付けで、痛みをなくすことはそのための前提であって、目標だとは考えてはいません。

耐えられないような痛みの原因、本質は赤ちゃんの頭が骨盤の中を進んでくる、降りてくることにあります。
「陣痛」が痛いのだなどという低次元で語られていないでしょうか。
激しい痛みを生じさせている物理的な力は、赤ちゃんの頭があなたの骨盤に加えているということに気づかなくてはなりません。
それは同時に、あなたも赤ちゃんの頭に同じ強さの物理的な力を加えていることに他ならないのだということに気づいて欲しいのです。
赤ちゃんは、頭もとんがって、耳や鼻もぺったんこに押しつぶされ、顔も真っ赤に擦れてやっと出てくるのです。
どれだけ押しつぶされたらそうなるのか、産婦さんは、痛いから、辛いから、苦しいからと自分のことしか言いません。自分が自分がであって、自分のことだけです。
ですが、赤ちゃんがものも言えず、同じだけの物理的な力や痛みに耐えていると考えたらどうでしょうか。

痛みが限度を超えてくると、意識、無意識で痛みを遠ざけよう、少なくさせようとする行動が現れます。
頭が降りていくと痛みが大きくなるのですから、テニスボールで押してもらうなどという減痛法が存在するわけです。
ひどいことをしていると思いませんか。赤ちゃんにとっては虐待以外の何物でもありません。
赤ちゃんの頭が降りてくると痛いから降りてこないように押し返して痛みを軽くしている、こんなことにすら気づいていない産科医療関係者がいるということなのです。

降りていかないように骨盤の中にガチガチに力を入れ、足にも力を入れ、少しでも降りていかないように邪魔をする行動が意識、無意識に現れます。これは、さらに赤ちゃんには、頭を締め付けて痛みを与え苦しくするばかりか、狭くなって硬くなっているので、さらに強い陣痛でなければ進むことができなくなります。さらに時間もかかり、自分はさらに強い陣痛で痛みも強くなり悪循環に陥ります。
ですが、赤ちゃんは何も言えません。

痛みが強いということはさらに呼吸が乱れることを意味し、それで赤ちゃんはさらに苦しくなっていきます。
呼吸法はそれ単独で、非常に重要です。
出産は下半身でするものだと誰もが思っているでしょうが、そうではありません。実は上半身でするものだと考えたことなど全くないと思います。
下半身に力が入れば、これはすべて赤ちゃんが出にくくなるための力です。これは、自分の痛みを軽くするための力に他なりません。
自分が痛い時に赤ちゃんが出て行かないように出て行かないようにと、下半身や足に力が入る。無意識に痛みを堪えるための力であると言い換えることができるのです。
ここまで話してみて、自分が出産のためにがんばったつもりになっていることの中で、本当に赤ちゃんのためになっていたことが何かひとつでもあったのだろうかと愕然とするのです。
あなたが痛みに堪えていても、赤ちゃんにも自分にもメリットなど何も見い出せないことに気がつきます。
おまけにこれを「母になるための試練だ」などと勘違いしているのです。

手取川クリニックでの「無痛」では、痛みがなくなることで骨盤の中に力を入れる必要がなくなり、力が入らなくなることで、最もゆったりと広がった中を赤ちゃんが最小限のストレスで弱い陣痛でも早く進んでくることができます。呼吸法なども意味を持ちません。
家族とおしゃべりしながら、テレビを見ながら、携帯を見ながら、居眠りしながら、爆睡しながら、その時を待つだけだからです。呼吸を意識する必要はありません。
そのための硬膜外麻酔です。

手取川クリニックでは、能美市、白山市、川北町の方が多いのは地域性ですが、野々市、小松、加賀、金沢、津幡などの方も相当数おられます。
遠いから有利と言うことはありませんが、自分が何を望まれるのかとの判断になるのかと思います。

[ From Voyatzky院長 ]








[647] もも [金沢] 2022/05/19(Thu) 00:26
ご多忙にも関わらず、大変ご丁寧な御返事をいただきまして、ありがとうございます。
先生のご指摘通り、偏った情報しか見えない状況となっており、もっと広い視野で物事を見なければならないと目が覚めました。
先生の親身なお言葉にとても励まされました。こちらの掲示板で思い切ってご相談させていただき、本当に良かったと思いました。
また貴院にも高齢の妊婦さんも多くいらっしゃるとのことで、とても嬉しく励みになります。
先の見えない未来のことを考えると、多少不安を感じたりもしますが、前向きに頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。








[646] もも [金沢] 2022/05/12(Thu) 00:42
初めまして。
お忙しい中大変恐れ入りますが、先生の見解をお聞かせ頂けましたら幸いです。
30代前半で一人目を出産後、私の周囲で色々と大変な出来事が重なり、二人目を考える精神的余裕がないまま数年が過ぎてしまいました。
最近になり、そうした問題が落ち着き、ようやく今だったら二人目を考える心の余裕が出てきましたが、もう今年で39歳となります。
一人目はすぐ妊娠できましたが、今は年齢的なことからすぐに妊娠できるかもわかりませんが、もし授かれた場合(不妊治療は考えておらず、妊活期間を決めてその間に自然に授かれたらという感じです)、40歳位でも、合併症等なければ貴院で無痛分娩での出産は可能でしょうか(一人目も里帰り先にて無痛分娩し、冷静さを保てたままお産ができたことに感動致しました)?

また、最近の高齢出産のかたのSNSを見ますと、NIPT を無認可施設で早い段階で受け、その後胎児ドッグを専門クリニックで初期、中期、後期受けるという例が多くありました。
地方からでも、東京大阪まで専門クリニックまで出向いてというかたちで、悪阻もあるでしょうしとても大変そうだなと感じました。
いろんな情報に惑わされているのかもしれませんが、高齢出産では最近はこのような流れが主流なのでしょうか。
30前半で出産した時とは全然違う妊婦生活を覚悟した上で妊活にのぞまないといけないのだなと思うと、少しためらってしまう自分がいます…(そもそも高齢妊婦だとリスクも高いし、産院側からも厄介に思われてしまうのかなとも考えてしまいます)。

ももさん、こんにちは。

手取川クリニックでは、地域性もあると思いますが、35歳や40歳を超えての妊娠出産は、極々普通にあることです。
合併症があったとしてもよほど特殊な状況でなければ、無痛分娩ももちろん大丈夫です。
何か注意しなければならないことは、20歳であっても40歳であっても全く一緒です。
40歳なら起こることが20歳なら起こらないということなど、何一つないからです。

起こってくるトラブルの可能性は、確率で言えば確かに若い方より高くなることは致し方ありません。例えばダウン症の確率が200分の1あったとしましょう。これは99.5%は異常が無いと言われているのと同じでもあるのです。
話が飛躍しすぎですが、ウクライナで戦争が始まっている今、核戦争が起こらないという可能性でさえ99.5%もあるとは思えません。

40歳ともなれば、今年中に子宮頸がんになる可能性だけでも1000分の1ほどあります。
比較的多いとされる乳がん、胃がん、大腸がん、直腸がん、肺がんなどを合わせるだけでも200分の1を越えるのではないでしょうか。
あなたとご主人を合わせればこの2倍です。あなたの周りの200人には、最近1年間、大きな病気や事故になってしまった方は誰もいなかったでしょうか。
今も健康、今年も健康、来年も健康で今と違わない未来、人生があるかどうかなど誰にもわからないし、もしそうでいられたとしても、こういった確率の中の神様の手の中で踊っているようなものなのです。こういう仕事をしていると、何の疑問もなくこういった考え方に落ち着きます。
(人の価値観は摺り合わせができません。考えが違えばそれだけのことです。)

妊娠出産、不妊などにまつわるSNSなどの中では、一種、取り憑かれたような価値観の中で意見を述べている方があります。その人はそんな考えで幸せになれるのだろうか、今、幸せなのだろうかと思います。幸せになろうとしていることで幸せを遠ざけてはいないでしょうか。
もう少し冷静になって、俯瞰的にものを見ないといけません。
自分だけは特別でありたいという価値観の塊です。
誰もが病気にはなりたくないし、できれば避けたい人生の選択肢や出来事など無限にあると言っても言い過ぎではありません。
皆、その中で生きていますし、少なくとも私はそう思っています。
その中で、未来がわからないまま自分が進んで行ける道はたったひとつだけしかありません。

NIPTを受けたいのなら、いいも悪いも結果を受け入れる覚悟で受けることができます。なぜ、無認可施設なのでしょうか。これは受ける側も実施する側もなぜ、無認可なのかということを考えてみましょう。産科医療を真剣にやっている自分や他の医師からすれば、出産すら扱っていない一時的に診察するだけの「胎児ドック専門クリニック」などという所でいったい何がわかって何をしたいのか、無責任だし、少なくとも自分には共感できません。
確かに胎児治療の可能性を見出せるような一部の異常もないわけではありませんが、そのような病態は極めて特殊です。普通に考えればそういった施設は「中絶すべき胎児の選別施設」と言われても否定できないのではないでしょうか。

遺伝子の改変によるデザイナーズベビーが認可されたら、いや、どこかの無認可施設がやり始めたら、真っ先に飛びつくクライアントであって欲しくはありません。
少し言い過ぎでしょうか。

(あくまで私見です。議論するつもりは一切ありません。気に触るようであればご容赦ください。)

[ From Voyatzky院長 ]








[645] どんこ [小松] 2022/05/08(Sun) 23:28
先生、こんにちは。
第一子、第二子と貴院にてお世話になりました。
今年産まれた第二子もお陰様で元気に成長しております。
コロナ禍において無事に出産できたのも先生を始めスタッフの皆様のお陰と感謝しております。
本当にありがとうございました。

質問なのですが、コロナ禍前に出産した第一子の産後には乳腺炎でもお世話になりました。今回は何とか乳腺炎は避けたいと予防に努めてはおりますが、いつまた発症するかと不安もあります。
発熱があると受診は厳しい状況かと思いますが、高熱以外に乳房の痛みや赤み等の乳腺炎が疑われる症状が出ている場合にはは受診可能でしょうか?

お忙しいところ申し訳ありませんが、受診の可否や条件(例えばPCR検査で陰性の場合のみ可、など)を教えていただけたらと思います。

どんこさん、こんにちは。

お熱がある場合で、はっきりとした呼吸器症状があるか、何が原因かよくわからないような場合には、慎重を期して、内科受診をお願いしておりますが、別の発熱原因がはっきりしているようなケースの場合では、普通に受診していただけます。
コロナの抗原検査をお願いするケースもあるかも知れませんが、受診の前にお電話で相談していただけますと、ご迷惑をおかけしないで済むかと思います。

[ From Voyatzky院長 ]





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