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[716] もりた [白山] 2024/10/29(Tue) 15:49
先ほどの予定日は間違いです。予定日は6月です。








[715] もりた [白山] 2024/10/29(Tue) 13:16
先生こんにちは。無痛分娩について教えて頂きたいです。私は無痛分娩を希望している経産婦です。ネットニュースで無痛分娩に使用する麻酔薬アナペインが全国的に不足していると聞きましたが、当院の無痛分娩に影響はあるのでしょうか?
ちなみに予定日は7月です。
お忙しいと思いますが、返信お待ちしております。

もりたさん、こんにちは。

ネットニュースやTVなどで「局所麻酔薬 アナペイン」のみがいびつな報道で、これだけが不足しているかのごとくに取り上げられていましたが、話はこんなに単純ではありません。Yahooニュースでは、「歯医者が使うアナペイン」というデタラメな記事が出ていました。

以前、コロナの時に、使用量が増えて、アセトアミノフェン(カロナール)やエタノールが極端に不足したことがありましたが、今回の出来事では、元々製薬会社の不祥事に端を発しています。1社のみならず複数の大手ジェネリック製薬会社が製造のルールを守らずに問題を起こし、供給、製造の停止から、製造中止、供給停止、代替薬の使用量が増加して供給不足、出荷停止、出荷調整の連鎖反応となり、何千品目もの薬剤が、注文しても入ってこない、いつ来るかわからないような状態となりました。

倒産が当然のような状態の会社であっても、寡占的な社会構造であったなど、あまりにも影響が大きかったため、会社を温存するにしても、薬価を下げるだけ下げたジェネリック薬を、1錠何円、何銭で作ってもいかんともしがたい状況もあったのでしょう。利益率が小さい薬剤は放置されていたような印象もあります(私見)。安い薬だからといって、なくてもいいわけではないのです。
おまけに、海外に頼る原料、原薬、原末に至っては、円安為替レートの問題もあって追い打ちになったでしょう。
数千品目にも及ぶ薬品が、出荷停止などという状態がわかるでしょうか。

こういう状態が延々と無策に放置されていれば、必然的に薬が減ってそれを理由に保険医療費が圧縮され、この副産物に安堵している社会保険関係者もいたかも知れないと勘ぐりたくなるほどです。

代替薬が色々あって何とかなっている薬剤もありますが、ないと絶対に困る、医療が全く成り立たなくなる薬剤ですら入ってこない時期もありました。「イソジンがない」などは、外科系医療者には想像できない事態です。

今、ここで出てきた局所麻酔薬に至っては、すべてが全滅のような状態、時期がありました。
手取川クリニックでは、薬剤の特性の都合、考え方もあってアナペインは使っていませんが、他の局所麻酔薬は、やっと最近、少し動き始めたような印象です。
無痛分娩などでは、使用量の含め、まだまだ特殊用途と言えるでしょうが、もっと一般的な、たとえば、お産の傷の縫合処置に麻酔薬がない、整形外科やけが、外傷での縫合処置に麻酔薬がないなどということが、この時代に想像できるでしょうか。兵站のない戦場での話ではないのです。

幸い、現在は最悪の状態は脱しつつあるようですが、種類によっては、まだまだ処方したい薬、使いたい注射薬などで問題があります。
無痛分娩の実施については、何も制約がないとは言えない状況ながらも、現状でも大きな問題なく行えていますので安心してください。
時間がたてば、徐々に改善していくと思います。

[ From Voyatzky院長 ]








[714] りほ [金沢] 2024/10/02(Wed) 10:46
ありがとうございます。
7週ごろに一度伺いたいと思います。
先生にお会いできるのも楽しみです。よろしくお願いいたします。








[713] りほ [金沢] 2024/09/30(Mon) 16:00
先生こんにちは。
以前は妊娠・出産と大変お世話になりありがとうございました。
最近、妊娠検査薬で第二子を授かっていることがわかりました。生理予定日前ですがフライングで陽性反応でした。
すぐに受診ではなく、生理予定日から2週間後の受診でよろしいでしょうか?

りほさん、こんにちは。

おめでとうございます。

受診日は、早くてもそれなりにその時点の所見があるわけですが、胎児像や胎児心拍の確認というような正常な発育のライン上にあるのかどうかでは、まず6週+頃(排卵から4週間+後)が目安になります。
流産や異所性妊娠(子宮外妊娠)、胞状奇胎などの異常があるのかということまではっきりさせたいのであれば、8〜9週あたりが目安になります。

[ From Voyatzky院長 ]








[712] もこ [金沢] 2024/09/14(Sat) 16:07
先生、こんにちは。
現在妊娠中です。
首の後ろのNTが分厚いと染色体に異常がある可能性が高くなるとの記事を見て、心配性なため不安になっております。
素人ではエコー写真を見ても判断できませんが、もしも診察時に浮腫が分かった場合は指摘していただけるのでしょうか?

お忙しいとは存じますが、ご教授頂けると幸いです。

もこさん、こんにちは。

誰もが五体満足、健康で異常が無い赤ちゃんが生まれてくれることを望んでいます。
ですが、誰もこれを100%実現できないのが産科医療の現実であり、実現できるようにするのが目標でもあります。
この点に関して、「不安がない」などということは、今の時代にはあり得ないことなのかも知れません。

NTは妊娠3か月終わりあたりから4か月前半あたりに観察できる指標ですが、胎児が横向いていたりするとはっきり確認計測できないこともあります。NTからすべてがわかるわけではありませんが、印象が悪い場合には、NIPTや羊水検査を勧める場合も出てきます。
NTに明らかな異常を認めても、染色体を含め何ら異常がないこともあります。

原点に返ると、妊婦健診自体がそれら心配な所見や異常の発見、予防のために通院や診察をさせていただいているといえます。
ネット上の知識だけでは語れません。
NTは、それら多くのいろいろな事象、わかりやすい所見の中のたったひとつに過ぎませんが、問題があれば何らかの対処をさせていただくことになります。
これがもこさんのお訊ねへの回答です。

胎児所見には、最初のうちはとにかく小さいこともあって、何ミリしかないようなものの正常、異常をみることには限界があります。
確実に異常があると思えることと、何か少し気にはなるけど明らかに異常だとまではいえないという段階のこともあります。
医師の診察はすべて疑うことから始まります。日常の何気ない診察であっても、もしその時に医師が何かに気づいて心の中で考えていること(例えば、これ、どうなのかなとか、少し気になるかなあとかいった疑いの初めの段階)がすべて見えてしまったら、患者さんはとんでもなく不安になってしまうでしょう。
明らかな異常が見つかった場合であっても中絶ができない妊娠22週以降になっていれば、おなかの赤ちゃんには何も手出しができないことがほとんどであり、様子をみるしかないこともあります。
一般的な病気などで「がんが見つかりました」であれば、すぐに検査なり治療なりを始められます。
おなかの赤ちゃんでは、異常が明らかであっても何もできないことがほとんどで、わかった段階ですぐに正直に伝えることですら赤ちゃんへの気持ちのネグレクトを生じてしまうこともあり簡単ではありません。

どうすることがいちばん母児の幸せにつながっていくのか、それを考えなければなりません。

絶対確実ならまだしも、疑いやはっきりしない段階ではなおさらですですし、逆にそういうことの方が圧倒的に多いとも言えます。
「胎児異常の告知」は「がんの告知」よりもはるかに難しいことだと考えています。
できることが限られている中で、今できることや何を伝えるべきなのかどうかは、信じて任せてもらうしかないのかも知れません。

[ From Voyatzky院長 ]








[711] とよ [加賀] 2024/09/01(Sun) 18:31
何度もすみませんが、初診した日は排卵日から5週ではなく排卵検査薬で陽性が出てから約3週目でした。








[710] とよ [加賀] 2024/09/01(Sun) 17:51
先生、お忙しい中ご回答ありがとうございます。
ネットで排卵日が2週0日になるという情報を見て、予定排卵日付近に数回排卵検査薬で検査をしていて強陽性の日が分かっていたため、自分の中でこの辺りが排卵日なのではないかという認識は持っていました。
しかし、排卵日ではなく妊娠が成立した日が2週0日になるのですね。全く知りませんでした。
詳しく教えていただいて、少し心が落ち着きました。
茶色い出血や塊が出ているのが心配ですが、次回の検診まで身体を大事にして過ごしたいと思います。








[709] とよ [加賀] 2024/09/01(Sun) 11:01
こんにちは。
妊娠検査薬で陽性が出て、昨日手取川クリニックで初診を受けた者です。
排卵日からだいたい5週での受診でしたが、エコー検査をしてもらったところ胎嚢がまだ確認されませんでした。
先生からは10日〜2週間後に来てと言われただけですが、5週〜6週で胎嚢が確認できないという状態はよくあることなのでしょうか?
今は次回の診察まで待つしかできないということは分かるのですが、初めての妊娠で気が気でないのと、今朝茶色いおりものが少し出たこともあり不安になり質問させていただきました。

とよさん、こんにちは。

体外受精以外では、絶対に妊娠が成立した日というものは、確定はできません。
とよさんが言われる「排卵日」というのは、何が根拠になっているのかわかりませんが、毎日、超音波で観察して、昨日は卵胞があったのに今日見たら排卵していたとすれば、排卵した日は特定できますが、妊娠が成立した日は関係があった日とは限りません。
卵の寿命は2日程度と言われていますが、どう考えても1週間ほどたってから妊娠したとしか思えないような説明できないようなことが起こっているようなこともあります。
月経周期がきちんとしているかどうかや基礎体温は参考にはしますが、決定要素にはなりません。

ですから、妊娠何週だから、こういう風に超音波で見えるという根拠となる妊娠何週であるのかという事実が、周辺のばらつきのある情報ではなく、妊娠初期には、今超音波でこう見えているから今が妊娠何週頃であると考えます。
初めに妊娠何週ありきではなく、初めに超音波の見え方ありきなのです。
「あなたは今妊娠何週ですよ」というのは、実際に予定日が決まってから逆算をしてそう呼ばれるようになるということなのです。
予定日を、妊娠のいつの時点で何を根拠に決定するのかは、医師の診断事項(裁量)です。
何かしらの根拠を持ってその医師が決定するわけですので答えはひとつではありません。
同じ日にA先生とB先生を受診しても、異なる日を告げられることもあり得ます。ただ、いったん決定されると法律的な意味合いも付与され、数字として一人歩きをしていきます。
体外受精では、自動的に決まることになります。

妊娠検査で陽性が出たら普通は「妊娠した」と考える人が多いのでしょうが、厳密には、尿中にHCGというホルモンが検出されたという事に過ぎません。
現時点ではいろいろな可能性(オプション)があって、これらをひとつずつ排除していくのが初期の妊娠に関する診断のプロセスです。
ざっくりとした数字で言えば、75〜85%は正常な妊娠が継続している(年齢による)、15〜25%は流産である(年齢による)、
0.5%は異所性妊娠(子宮外妊娠)、数百分の1位の確率で胞状奇胎(悪性含む)、数万〜10万分の1の確率で絨毛がん、
極めて稀にホルモン(HCG)産生腫瘍(非婦人科疾患)と言うことになります。
従って、超音波で何も見えていなければ、意地悪な言い方をすれば、「赤ちゃんができたわけではないかも知れませんよ」と言っても嘘ではないことになります。

一般的な尿でのHCG検査では、妊娠3週後半(実際に妊娠が成立してから10日+)あたりで陽性が出ますが、その日がその人の妊娠何週なのかはその段階ではわかりません。6週でも10週でも30週でも、流産してしまった後でも陽性になります。
何を言っていても超音波での所見が最有力ですので、見え方が6週の大きさであれば、予定日決定前なら、だいだい6週あたりの大きさですねと告げられることになります。

自分では排卵日がいつだと思っていてもずれていることなど普通にあることです(自信がありますか?)。どう考えるかですが、本当に排卵日から5週もたっているのなら、妊娠7週あたりとなり、超音波で胎嚢すら確認できなければ、正常な妊娠である可能性はほとんどないことになり、極初期での流産に終わっているか(だから出血してきた)、異所性妊娠の可能性を強く疑わなければならなくなります。

ただ、妊娠が成立した日がわからないという前提に立てば、超音波では何も映ってこない妊娠4〜5週以前である可能性が出てくるということになります。誤解がないように付け加えますが、妊娠(受精)が成立した日が、妊娠第2週0日です。排卵があった日ではありません。
経験的にはこんなことは日常的にあることです。見えてくるものであれば、時間がたてば見えてくることになります。
心配があっても時間がたたないとわからないことはわからないということです。

神様に聞いて、「おまえは本当は今5週0日だ」と答えがわかれば、胎嚢は見えることが多いがまだ見えないこともある。
6週0日なら、胎嚢、卵黄嚢、胎芽が見え、心拍も確認できることが多いが、心拍は条件が悪いとぎりぎり見えないこともある。
7週0日なら、胎児像10mm+程でしっかり見え、心拍もはっきり確認できる。
というような時期になります。
きちんと育ってさえいれば、慌てなくても見えるものは見えてきます。
産科での初期の診断は慌てても解決しないということです。

出血が少量でもあるのであれば、安静にして出血が増えないようにしないといけません。
せっかく育っているものを自分でだめにしてしまう可能性があります。
今できることは、これにつきます。


[ From Voyatzky院長 ]








[708] アリス [白山] 2024/07/10(Wed) 16:39
先生こんにちは。以前は妊娠中・出産とお世話になり、有難う御座いました。
現在産後2年2か月が経ち、卒乳から11か月が経とうとしておりますが未だに生理が戻ってきません。
他の婦人科にて去年血液検査や超音波検査をしましたが、特にホルモンなどの異常もない状態でした。

この場合他に原因などはございますか?
そしてもしこのまま来ない場合は貴院ではどのような治療を行っておりますか?(できるだけホルモン剤などは飲みたくないと思っております)

お忙しいとは存じますが、ご教授頂けると幸いです。
何卒宜しくお願いいたします。

アリスさん、こんにちは。

ひとくちにホルモン検査と言っても何を調べたのかはありますし、昨年ということなので半年以上前の状態ということもあります。
他にも調べた方が良いものがあるかも知れません。甲状腺などは調べたでしょうか。
無月経の原因は他にもいろいろありますので、検査結果をお持ちになり、相談されることをお勧めします。

いずれにせよ、ホルモン剤にノータッチで今まで通りに回復するというのは、経験的は難しいかと考えます。

[ From Voyatzky院長 ]








[707] フクイ [白山] 2024/06/29(Sat) 08:10
先生、こんにちは。お忙しいところ教えて頂きありがとうございます。
上の子がRSウイルスに感染した際、本人も家族も本当に大変だったのでできるだけの対策は今のうちにしておきたいと思い質問いたしました。
次回の検診で接種の相談をさせて頂きたいです。
よろしくお願いいたします。








[706] フクイ [白山] 2024/06/24(Mon) 18:19
先生こんにちは。お世話になります。
現在貴院に通院している妊婦です。
貴院では妊娠中にRSウイルスワクチンを接種することは可能でしょうか。
お手数ですが教えて頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。

フクイさん、こんにちは。

RSウィルスワクチンは、まだ、認可されて日が浅いものですが、手取川クリニックでの接種は可能です。
妊娠24週から36週に妊娠中の方が接種することで、生まれた赤ちゃんの生後6か月までのRSウィルス感染の予防、症状の軽減が期待できるというものですが、28週以降が推奨とされています。
高齢の方にも接種することが勧められます。

[ From Voyatzky院長 ]








[705] ニシノ [白山] 2024/05/25(Sat) 12:04
先生こんにちは。
他の方と質問が重複してしまう部分もあるかと思いますが、貴院での出産、産後について、ご質問させてください。

出産の際、夜間に陣痛やお産が進んだ場合は助産師さん、先生に対応していただけるのでしょうか。
また、緊急帝王切開となった場合でも貴院で処置していただけるのでしょうか。

産後の入院中は母乳や沐浴など、助産師さんにケアしていただくことは可能でしょうか。

初めての出産の為、不安や分からないことも多く、全国的に助産師さんが少なくなっているという話を周りで聞いたので、貴院では出産や産後のケアをしていただけるのか気になりご質問させていただきました。

お忙しい中とは思いますが、お返事いただけますと幸いです。

ニシノさん、こんにちは。

どうお答えしたらいいのかよくわからないのですが、救急車や消防車は夜でも来てもらえるのでしょうかという質問と似ています。

出産については、24時間対応できていない限り、意味が無いのが産科医療です。
もちろん、産んで終わりではありませんので、それからの母児のお世話もさせていただいています。
特に不安を感じていただかなくても大丈夫です。

産科医療では、一般の方には想像もできないようなことが起こることがあります。
基本的に、緊急帝王切開に関しては、生まれてくる赤ちゃんの状態が悪化し、出生直後にNICU管理が必要になる可能性が極めて高いと考えられるような場合や、母体自体の状態が極めて悪く、緊急輸血を含む自院での対応が困難な場合には、救急車での母体搬送、出生後であれば母体単独搬送が選択肢になります。
それ以外の分娩停止、経膣分娩の困難な場合では自院での対応をさせていただいています。
緊急搬送を要する場合にはいずれであっても、できるだけ母体搬送が原則ですが、急変の場合には新生児のドクターカー搬送になることも考えられます。

[ From Voyatzky院長 ]








[704] プリン [川北] 2024/05/23(Thu) 00:03
先生、お忙しい中丁寧にお返事いただき、
誠にありがとうございます。
妊活相談について、承知しました。
基礎体温をちゃんと付けて、後日伺いたいと思います。

薬不足のこと、全く知りませんでした。
確かに、どの業界でも元を辿れば原材料の大元は数社になりますよね。
そのいくつかの会社で問題が起これば全体に影響が出てしまうのも分かります。
けど今回、人の健康、命に直接関わる薬でそれが起こり、
しかも利益のために薬を待つ患者を置き去りにしていることに怒りを感じます。
超大手が倒産するわけにいかないから、というのは理解はできますが、、
排卵誘発剤も入手しにくいとのこと、ベビ待ちの私としては不安です。

無知は怖いと改めて思いました。
貴重なお話を教えていただきありがとうございます。
また疑問や心配ごとがあったら
こちらで質問させていただくことがあるかと思います。
その際はまたよろしくお願いいたします。








[703] ぱん [能美] 2024/05/21(Tue) 17:46
先生こんにちは。
現在貴院でお世話になっている妊婦です。
そちらで胎児スクリーニングなどは行っておりますか?
教えていただけると嬉しいです。

ぱんさん、こんにちは。

NIPTのことでしょうか。
希望があれば、紹介状をお書きしています。

一般的な意味では、毎回の診察、超音波検査自体が胎児スクリーニングです。

[ From Voyatzky院長 ]








[702] プリン [川北] 2024/04/04(Thu) 15:44
先生はじめまして。妊活について相談です。
こちらで聞いて良いものか悩みましたが、書かせていただきます。
ご教示いただけますと幸いです。

私は20代後半、夫は40代前半です。まだ子どもは一人もおらず、将来は2,3人欲しいので早く授かりたいと思っています。
生理周期は33日、基礎体温はまだデータ少ないですが、ガタガタで二相ではないように見えます。
2年ほど前に他院でプレ妊活健診を受けた際の内診で、「少しネックレスみたいになっているので、できにくいかも」と言われています。

無排卵なのかもしれないと思っています。
検査と今後の妊活について相談させていただきたいと思っているのですが、
貴院で妊活についてもご対応可能でしょうか。
また、受診に適した時期は生理終了後何日等目安はありますでしょうか。

ご多忙中恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

プリンさん、こんにちは。

手取川クリニックでは、妊活、不妊治療については、タイミング指導、排卵が無い場合には排卵誘発までの診療を行っています。
受診はいつでも構いませんが、基礎体温の記録が2か月分位あれば、ある程度のものが言えるかと思います。

最近、特に半年位でしょうか、昨今の製薬業界では、今までに無いとんでもなく腹立たしい状態になっているのをご存じでしょうか。
某大手製薬企業の不祥事からの行政指導に始まり、業績の悪化、製薬企業破綻が連鎖的に始まって、通常であれば倒産して終わりになるものが、国民の健康を支えているとの社会的要請もあって、企業再建を目指したのはいいのですが、結局、薬価が安い経営に貢献しない薬を除外して切り捨てて行くような方向の、債権者、投資家、株主の顔を見ているだけの再建になってしまいました。

元々、製薬業界は、それぞれ単独で製造しているのものもありますが、原末(材料薬)を作っている企業はたくさんあるわけでは無く、製品レベルでは別々でも、OEMのように元がつながっていたりします。ですので、そういう下請けのような零細企業が企業努力で安く提供してきた原末を、今まで買い上げてくれていた親会社的大企業の再建に貢献しないと言う理由でいとも簡単に製造中止になって、切り捨てられてしまっているという構造です。当然、大きな支障が出てくるわけです。

製薬企業が倒産するかどうかの前には、安いけれどどうしても無いと困る薬であっても、生かさず殺さず薬価を削り過ぎてきた方向性が矛盾を露呈したとも言えるかもしれません。1錠薬価数円の薬では、何千億円の損失の前に為す術がないといったところでしょうか。

薬が出せなければ、必然的に医療費が安くなります。保険財政の悪化を横目に、意図的に薬不足を国が誘導しているのでは無いかと勘ぐりたくなるような状態が続いています。

具体的には、販売中止、製造中止となって今までは普通に使えていた薬剤が、必要、不必要にかかわらずなくなってしまったものや、注文に関係なく、今まで継続的に使っていなかったことを理由に、「お宅には納入できません」、「出荷調整になっているのでいつ納入できるかわかりません」といった、少なくとも私には経験の無いような異常な薬不足になってしまっているのです。

珍しい薬の話ではなく、子供が風邪引いた時などに当たり前に出すような薬でも、いったいどうなっているんだといった出荷調整をしているような状況です。

現状では、今まで普通に行っていた不妊治療の排卵誘発でさえ、某国の原材料不足で注射薬がなく支障が出てきています。「異次元の少子化対策」は正真正銘の異次元な状態になっていると言えます。


[ From Voyatzky院長 ]








[700] はなみずき [白山] 2024/03/25(Mon) 07:52
こんにちは。
昨年貴院にて出産をしました。
美味しいご飯を目標に出産を頑張ることができ、無事元気な子供を出産でき幸せいっぱいです。

現在、第二子を授かっています。
出産の際は無痛分娩希望で私と夫と第一子の三人で出産および入院生活をおこないたいと考えていますが、コロナの第五類移行に伴い家族の同伴入院も可能になりましたでしょうか。
(ツインタイプの部屋を拝見し、可能なのかなと思いまして・・・。子供はもう通常食を食べています。)

はなみずきさん、こんにちは。

コロナの5類移行に伴って、院内感染予防のルールについても、若干緩い方向に変更にはなっています。

しかしながら現状では、まだコロナのみならずインフルエンザも猛威をふるっているような状況ですので、残念ながらコロナ前に戻すまでには至ってはおりません。
分娩後の産婦さんのお部屋と新生児室があります3階の病棟については、一般の方の来院やご面会はご遠慮していただいています。
分娩室、出産の立ち会いにつきましては、特に今現在感染症の恐れがない方については、許可させていただいております。
ご迷惑をおかけいたしておりますが、現状ではやむを得ないと考えています。

[ From Voyatzky院長 ]








[699] ワゴン [金沢] 2024/03/15(Fri) 21:58
先生回答ありがとうございます。
子どもも小さく、仕事で関東へ出張することも増えるため、自分にMRワクチンを打っておこうかと検討していた中で、そういえば以前打った風疹のワクチンはMRワクチンか単独ワクチンかどうだったかなと思い質問させていただきました。自分自身幼少期に1回接種の世代なので、念の為もう一度打つことにします。
ありがとうございました。








[698] ワゴン [金沢] 2024/03/14(Thu) 22:56
先生こんにちは。
昨年そちらで出産させていただきました。先生も看護師さんも助産師さんも受付の方もみんな優しくてとても快適でした。お世話になりました。
風疹の抗体が低いため、妊娠前の2022年4月ごろに、予防接種をそちらで打ってもらったのですが、そちらで妊娠希望者に打つ風疹のワクチンは麻疹も混合のMRワクチンですか?それとも風疹のみのワクチンですか?お忙しいところ恐縮ですが、教えていただけますか?よろしくお願いします。

ワゴンさん、こんにちは。

妊娠を希望されているような年代の方で、麻疹(はしか)の抗体価が十分に高いという方は非常に少ないということがあります。
抗体がどうなのかは検査をしてみないとわからないわけですが、抗体があっても無くても高くても低くても、注射を打って何かデメリットが出ることは無く、抗体がある方ならさらにしっかりと抗体が上昇するだけで問題はありません。
ただ、元々しっかり抗体があるのであれば、注射は打つ必要が無いわけで、それは検査をしないとわからないということです。

順番としては、まず、検査をしてみましょう→その上で抗体が無かった、低かった、十分だったということをみてから、打つ打たないを決めれば良いのですが、たぶん高くない(どうせ低いに決まっている)という判断で検査を省いて注射を打っても、抗体がある方がさらに注射をすれば、ブースター効果といってさらにしっかりした状態が続くことになるだけです。
こういう考えは、流行が激しくワクチン不足のような状況なら慎まなければいけませんが、一般論とすれば選択肢ではあります。

風疹は大丈夫だが麻疹は危ない、もしくはその逆である方というよりは、どちらも抗体価が低いという状況が圧倒的に多いということがあり、MRワクチン(麻疹風疹両方)を打つ方が勧められることが多いと言えます。
ただ、接種料金が倍ほど異なるため、金額を気にすれば、妊娠に際しては風疹だけという選択肢も出てきます。
これは希望による選択肢です。

風疹は妊娠中の感染では、先天異常の発生に関して非常に危険で大きな合併症が高い確率で現実的に発生します。
麻疹に関しては、感染による胎児の先天異常もさることながら、母体疾患として非常に重症化する恐れ(高熱、肺炎など)もあり、妊娠の存続継続自体が危ぶまれるようになることがあります。
ワクチンについては、打てるなら何でも済ませておくというのが、簡潔な結論になるのでしょう。

[ From Voyatzky院長 ]








[697] かぴ [白山] 2023/12/09(Sat) 13:30
先生こんにちは。お忙しい中ご返信ありがとうございます。
ご意見聞かせていただきありがとうございます。
今後の妊活をどうするかは夫婦でよく話し合って考え、
その結果は良くても悪くてもありのまま受け止めようと思いました。
ありがとうございました、








[696] かぴ [白山] 2023/12/06(Wed) 17:00
先生、こんにちは。
昨年貴院にて第一子を出産した者です。
先生や助産師の皆様のおかげで母子ともに負担なく過ごす事ができ、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
第二子もぜひまたお世話になれたら幸いです。

この度、第二子を授かりかけたのですが妊娠5週目にて残念ながら化学流産との診断されました。
最寄りの産婦人科のお医者様には、化学流産後は妊娠しやすいが2周期は妊活を避けるように。と言われました。
妊娠はしやすいが継続しにくい、と仰っていたのですが先生の見解ではいかがでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますがご意見頂けると幸いです。
過去に同じ相談がありましたら申し訳ありません。

かぴさん、こんにちは。

流産は、何をどうしていても一定の確率で起こってしまうことです。
残念で不幸な出来事ですが、受け入れるしかありませんし、あまり考えても仕方がないことでもあります。
ただ、子宮筋腫や遺伝子の問題など、特定の理由がある場合もないわけではありません。

次回の妊娠については、どれだけ空けたから安心できるという根拠はなく、実際すぐに妊娠できるかどうかは別にして、特にどれだけ空けた方がいいという根拠には乏しいと考えます。
今回の妊娠と特に大きく条件が変わったわけではないわけですから、あまり気にする必要はないかと思われます。
病気があったりはっきりとした誘因がない偶然の流産であれば、次の妊娠でも特に流産率が上がるということはなく、また、同じ確率で起こるかもしれないということだと思います。

[ From Voyatzky院長 ]





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