Concierge 手取川クリニック 相談室
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[630] にゃー [能美] 2021/09/15(Wed) 09:52
こんにちは。ご相談したいのですが、他の病院の健康診断で子宮頚管ポリープと診断されました。再検査を希望しています。こちらで検査をしたい時には、初診だと、先に電話連絡や予約など必要でしょうか?また、生理中の受診は避けた方がいいでしょうか?








[629] こん [白山] 2021/09/14(Tue) 09:18
こんにちは。
お尋ねしたいのですが、現状、立ち会いが無理とのことですが
(もちろん何も問題がなかった場合)出産のときにビデオカメラで撮影は可能ですか?
邪魔にならない位置にカメラを置くか、妊婦が自分の足の方を映すようカメラを回すかして赤ちゃんを撮影したりはできるのでしょうか?








[628] よし [加賀] 2021/09/02(Thu) 01:10
はじめまして。夜遅くにすみません。
色々調べていたらこのページが出てきたので
相談させてください。
現在、他院受診、妊娠約6週目です。
彼に堕胎するよう言われました。
私の産みたいと言う意思は全く聞いてくれません。
精神疾患を持っていますが
家族や親戚は他県なので頼れません。
彼とも連絡が取れなくなり
どうしたらいいのかどうするべきなのか
分からなくなり自暴自棄になっています。
貴院では堕胎手術は可能でしょうか。

よしさん、こんにちは。

適切な助言は難しいのかと思いますが、妊娠中絶手術には法律的な問題も絡みます。
事情はともかくとしても、相手の方とやはりよく話し合われないことには、医療機関としても対応のしようがありません。
完全に行方不明な場合ならともかく、電話連絡が取れないというような場合ですと、理由にはならないのが法律的な立場です。
冷たい回答なのかも知れませんが、よく話し合われることをお勧めします。

[ From Voyatzky院長 ]








[627] りさ [白山] 2021/08/29(Sun) 22:00
詳しくありがとうございました。








[626] りさ [白山] 2021/08/26(Thu) 06:08
こちらでは切迫早産になったら
自宅安静の他には入院になりますか?転院になりますか?

りささん、こんにちは。

「切迫早産」というのは、非常に幅が広い病名です。

少しおなかが張っていたり、少し痛みがあるだけでも「切迫早産」ですし、まさに赤ちゃんが出てきそうな状態でも「切迫早産」です。
妊娠週数にもよりますが、自宅安静のみ、から内服治療、入院点滴安静から帝王切開までいろいろだと言えます。

産まれてくる赤ちゃんの未熟性が問題になる妊娠34週未満までの切迫早産で、保存的経過観察が困難な状況が現実的になってきた場合(産まれてしまうことが現実的になってきた場合)には、手取川クリニックでは原則としてNICUがある3次救急施設(金沢大学、金沢医科大学、石川県立中央病院、金沢医療センター)のいずれかに母体搬送を考慮することになります。
とりあえず、妊娠期間の延長が治療の主目的でいられる間は、自院での治療としています。

[ From Voyatzky院長 ]








[625] めこ [能美] 2021/08/19(Thu) 21:25
院長先生
ご多忙の中ご連絡いただきありがとうございました。
もう一点伺いたいのですが、バイアスピリンを28週まで服薬予定です。その場合でも無痛分娩の麻酔を受けることは可能でしょうか?

バイアスピリンは、血栓を予防するための薬剤ですが、服用中はもちろん、服用中止後も血液中のすべての血小板が入れ替わるまでの約3週間の間、出血に対しては著しくリスクが高い状態になっています。
硬膜外麻酔を実施する立場からは、服用中止後3週間+は「禁忌」と考えます。

もちろん、その時期、その状態での出産自体もとんでもないと言えます。服薬中、止めた直後の状態などでの出産(早産)は、生命の保証がないと言っても過言ではありません。
通常は、妊娠28週までで内服をやめて、正期産であれば特に影響が出るわけではありませんが、そこまで何事もない保証があるわけではありません。
運悪く流産、早産に至ったり、胎盤早期剥離などになってしまうと、今現在も大変大きなリスクを伴っていることを認識する必要があります。

[ From Voyatzky院長 ]








[624] さき [能美] 2021/08/17(Tue) 01:13
はじめまして

先生の御意見をお聞きしたく、こちらに投稿させて頂きました。

先月、他院で出産し、生後23日の女児を完全母乳で育てております。

昨日ですが、迷いに迷って1回目のコロナワクチンを受けました。
いろいろなサイトで私なりに情報収集し、接種することに決めました。
今になり、本当にそれで良かったのか不安になっています。

先生は授乳中のワクチン接種についてどのように考えていらっしゃいますか
お忙しい中、恐縮ですが御意見を頂けましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

さきさん、こんにちは。

授乳中のコロナワクチン接種には、特段の問題はないと考えて差し支えないと思います。
赤ちゃんや母乳への影響より、ご自分への問題となるのは通常の接種と同じです。

また、先日の報道で、妊娠中の方への接種についても、産婦人科学会からも接種勧奨の意見が出されました。
国内、アメリカなどで徐々に経験値データが集まりつつあるということでしょうか。
「優先接種を」という意見まで出始めています。
以前の新型インフルエンザの流行前夜の如くです。



[ From Voyatzky院長 ]








[623] ふくちゃん [小松] 2021/08/09(Mon) 21:55
先生こんばんは。

ミレーナについてお聞きしたいのですが、貴院ではミレーナを入れることは可能でしょうか?生理痛もひどく、経血量も多いので、ミレーナがいいかなと考えています。

ふくちゃんさん、こんにちは。

治療の選択肢はいろいろ他にもあり、それぞれにメリット、デメリットがあります。
現状の把握も含めて、外来にてご相談ください。

[ From Voyatzky院長 ]








[622] めこ [能美] 2021/08/03(Tue) 23:15
こんばんは。
里帰り出産を希望しています。
県に戻ってからの二週間の自宅待機後の
受診を前提に、何週前に初診を受ける必要がありますか?
また、分娩の電話予約等は必要でしょうか?

めこさん、こんにちは・

できれば、健診の受診は34〜35週頃までにはしていただきたいと思います。
お電話では仮予約のような感じになりますが、予定日によっては予約をお受けできない時期もありますので、事前にご確認をお願いいたします。

[ From Voyatzky院長 ]








[621] みみ [能美] 2021/07/16(Fri) 23:02
はじめまして。
他院に通っていますが、お聞きしたいことがあり書かせていただきます。
現在3人目を妊娠中で16wです。
8年前、1人目を出産する際に、回旋異常の為に緊急帝王切開になりました。
2人目もその流れから予定帝王切開で出産。
それから6年が経ちましたが、やはり経膣分娩は難しいのでしょうか??
現在通っている病院では、やめといた方がいいといわれていますが
諦められず質問させて頂きました。
よろしくお願いします。

みみさん、こんにちは。

ご質問の内容に触れる前に、まず帝王切開の子宮への傷がどういうものなのかを知る必要があります。
おなか(腹壁)は縦に切ることも横に切ることもありますが、子宮への切開線は、よほど特殊な理由がない限り、基本的に子宮の下の方を横に切る(深部横切開)のが原則です。

人の身体に手術で大きく加えられた傷は、くっついていわゆる「治った」状態になっても元通りになるわけではありません。
子宮は筋肉の塊の臓器です。子宮に加えられた傷は、くっついて(癒合して)、一応の形をなしてはいますが、その部分について筋肉としての機能が元通りになっているわけではないのです。線維化瘢痕化し筋肉として伸びたり縮んだりという機能はなくなっており、物理的に伸びたり縮んだりができるに過ぎなくなっています。

手術後に腹壁の傷が感染を起こしていたり治癒が悪い状態であれば、直接見て確認ができ、消毒もできます。おなかの中の子宮の傷ではどうかと言えば、子宮の外側はともかく、内腔側は外と通じている場所であるため、術後感染が問題になります。手術後には、血液や粘液などが外界に通じる形で存在しますので、感染による癒合不全が生じる可能性が常にあり、それを外から確認することができません。
手術の手技的には、傷を細かく修復(傷の縫い方)すれば、仕事としては丁寧ですが、血行が悪くなって癒合不全が生じやすくなり、荒く修復すれば、血行は良くても出血や癒合不全が問題になります。
アッシャーマン症候群といって、子宮の上側(前側)の壁と下側(後ろ側)の壁が癒着してくっついてしまっていることもあります。

2回目や3回目の帝王切開の時に、前の帝王切開の傷がどのように治癒しているのかを直接確認できることになります。
経験値としてこれを述べると、前に手術をしたことすら想像できないほどきれいになっている方がいる反面、子宮の頸部〜体部下方がφ10cmにもわたって赤ちゃんの頭が透けて見えるような薄い状態になっていることもあるのです。
前回の手術後の治り方は当然次回へも引き継がれ、その上に今回の治り方がどうなるかの問題があるため、その手術の時にはできるだけ薄い部分を考慮して修復をするのですが、それでどのように治っていくのかは、次に開けて見ないとわからないという意味ではブラックボックスとなっています。
このリスク判断を次の出産前に正確な評価ができればいいのですが、仮に超音波検査やMRIを駆使したとしても、薄いかどうか程度なら推測ができても、どの程度伸びそうかとか損傷が加わりそうか、耐えられるかなどはわかるわけはなく、帝王切開の次の妊娠をした時点で、前の傷がどのような状態で落ち着いているのかは、どうしても博打的要素が伴なってくることになります。
伸びなければ裂けることになり、大きく圧力が加われば破裂します。
わかりやすく言えば、透けて見えるほど薄くなっていたら、赤ちゃんが指を立てて進んできただけでも穴が開く可能性があるということです。

一般的に、「不全破裂」と呼ばれる状態と、「大破裂、胎児腹腔内逸脱」と呼ばれる悲劇的結末があります。
前者では、赤ちゃんがなんとか経膣分娩ができた後、出血が止まらないという症状が出ることになります。膀胱側や膣側に破裂すると交通を生じる(尿が出る)というようなことも起こります。「破裂出血」は保存的には止血が困難なことが多く、結局、開腹手術を要することになり、子宮全摘術を要することも少なくはありません。膀胱破裂を伴っていれば、膀胱摘出に至る可能性もあります。
後者ははまさに最悪の合併症です。妊娠子宮では、普段ならボールペンの芯ほどの太さの動脈が人差し指ほどの太さになっており、大量の血液が流れています。大破裂は起こってしまった瞬間から、大出血が始まり、母児ともに生命の重大な危機、超超緊急事態であり、まさに何秒後に助けられるのかと言っても大げさではない状態になります。

産科医を長い間やっていても、この大破裂を経験した医師は少ないかも知れません。
自験例です。私がまだ産科医になり立ての頃、既往帝王切開合併症ではありませんが、同様の大破裂の経験があります。
救急外来に初診で運ばれてきた段階で、妊娠19週の胎児の上半身が子宮の外に逸脱しており、腹腔内には大量の出血が貯留していました。
通常、帝王切開後の大破裂では陣痛開始後の発症が最も多いと考えられますので、妊娠10か月と妊娠19週では、子宮の大きさや血流は比較にならないレベルだと思われます。それでも緊急輸血前の血液検査で、「ヘモグロビン Hb1.6 g/dl !!」しかなかったのを今でも覚えています。通常の血液検査ではHb10でも貧血ですよと言われる数字です。もう亡くなっていてもおかしくなかった状態でしたが、それでも生きていることができていたのは、輸血前に大量の輸液をし、循環虚脱ショックになることが防げていたからに他なりません。
直ちに緊急手術となりました。胎児は上半身を外に逸脱した状態で子宮の壁に絞扼され、亡くなっていました。全身状態不良のため危険な手術でしたが、子宮は全摘出、おなかの中には手術開始時点で3500mlほどの大量出血となっていました。(大人の全血液量は妊娠していない時で4000mlほどです)。
帝王切開の既往とは関係がない特殊な例であったので、なぜ破裂したのかはわからないままでした。妊娠に先行する原因として粗暴な妊娠中絶手術や流産処置、避妊リングトラブル、子宮留膿腫などでも起こることがあるのですが、聞いたところではそういう既往もなく、結局原因は不明でした。
この患者さんは、不運な中にも大変な強運もあったと思います。輸血の合併症やDIC(播種性血管内凝固症候群)の発症もなく、元気に退院されましたが、子宮は失うことになりました(初めての妊娠でした)。

医療の恩恵をどう考えるのかはそれぞれですが、いやなことを書きます。
みみさんの最初の帝王切開になった時と同じことが、もし戦国時代であったなら、あなたも赤ちゃんも亡くなっていたかも知れません。もう少し「医療」に近いことができるようになった江戸時代や明治時代であったなら、あなたを生かすために、赤ちゃんの頭をつぶして(砕胎術、切胎術と呼ばれます)子宮の中から排除していたかも知れません。
今だから、帝王切開でふたりとも助かって今ここに健康でいられるわけです。2回目の帝王切開でも、手術があったから今があるのかもわかりません。
妊娠して、何とか自分の力で赤ちゃんを産んでみたい産んであげたいというのはとても素直な気持ちです。それができなくなっている(勧められない)状態になったことを受け入れられないと切なく嘆くのか、それがあったからこそお子さんも自分も今ここにいることができているのだというふうに、もう少しおおらかに前向きに考えてみられてはいかがでしょうか。
結果的にVBAC(帝王切開後経膣分娩)がうまくいっただけの底の浅い話は今ここでは控えました。

[ From Voyatzky院長 ]








[620] なな [金沢] 2021/06/18(Fri) 13:58
先生、いつもお世話になっております。
今年で産後2年。
5日前から脇にしこりが出て気になっております。
胸には触った限りしこりは見当たりません。
この場合、貴院で受診は可能でしょうか?

ななさん、こんにちは。

文面からだけでは乳腺に関連するものなのかそれ以外のものなのかは判断しかねます。
手取川クリニックでは、乳腺の超音波診断までは行っておりますが、微少病変、浸潤病変などの診断に有利なマンモや、針生検などは行っておりません。
ご心配が強いようでしたら、乳腺外科等の受診をお勧めいたします。

[ From Voyatzky院長 ]








[619] かめ [能美] 2021/06/01(Tue) 21:36
濱ア先生こんばんは。昨年貴院で無痛分娩をお願いし、出産直前まで強烈な眠気とひたすらに闘う…という貴重な経験をさせていただきました。この災禍にあって、無事我が子が世に産声をあげられましたのもひとえに先生をはじめ手取川クリニックの皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。2人目ができたら、ぜひまたお願いしたいと思っています。
さて、産科医である先生は365日お休みのないような日々をお過ごしではないかと想像しているのですが、お疲れのところどのように気分転換・リフレッシュをされていますか?相談ではないのですが、興味があるのでもしよければ教えてください。

かめさん、こんにちは。

ありがとうございます。励みになります。

悩み事の性質は全然違いますが、価値観の異なる集合体の中で働く勤務医時代の方がいろいろストレスが多かったように感じてます。
自分で選んだ仕事ですし、考えても仕方がないことはあまり考えないようにしています。
やりたいことはいっぱいありますが、疲れたら寝る、これにつきます。

[ From Voyatzky院長 ]








[618] みこ [能美] 2021/04/29(Thu) 23:48
ピルについて質問です。
月経痛が酷く、周期も安定しないのでピル服用を考えています。
ただ嘔吐恐怖症の為副作用に書いてある吐き気、嘔吐が心配です。
低用量ピルより超低用量ピルの方が副作用が起こりにくいと見たのですが処方は可能でしょうか。

みこさん、こんにちは。

確かにそういった副作用で継続が困難な方がおられるのは事実ですが、「ピル」と聞くと効果やいいところを聞く前に「副作用は?」と聞かれる方が多いようです。
薬はあくまで道具のひとつですので、服用してみて都合が悪ければさっさとやめればいいだけです。

通常は低用量の方が副作用が少ないといえますが、ホルモン量が少ないことで不正出血が増えることもあります。
月経困難症には有力な選択肢のひとつだと考えます。
詳しくは外来にてご相談ください。

[ From Voyatzky院長 ]








[617] ももも [白山] 2021/04/02(Fri) 12:04
質問お願いします。
貴院では立ち会い出産は現時点では禁止されてますでしょうか??

もももさん、こんにちは。

いろいろな考え方があるかと思いますが、現状では出産の立ち会いは原則としてお断りしています。
ただ、例外として、言葉が通じない方の家族通訳の場合や、無痛分娩での付き添いの延長線上での立ち会いのみ許可しています。
ご理解、ご賢察いただければと思います。

[ From Voyatzky院長 ]








[616] [能美] 2021/03/26(Fri) 13:58
はじめまして、こんにちは。

こちらの産院では希望された方がいた場合、出生前検査をされていますでしょうか?

ささん、こんにちは。

最初に、言葉が露骨な表現になりやすく大変恐縮ですが、他のネット上で当たり障りのないことしか書かれていないことに疑問を感じています。
はっきり書くことは、読み手には暴力的に聞こえるかも知れませんが、是非、ご容赦いただきたいと思います。

結論から述べますが、希望があれば検査はお受けしております。
NIPT検査については、石川県では金沢医科大学でしか受けられませんので、検査する側(大学)の条件次第では受けられない可能性はあります。

出生前検査については、いろいろな多くの問題があり、受ける前に知っておいてほしいことがたくさんあります。
手取川クリニックでは、検査を希望される方に対して、いろいろきちんとご説明させていただいた上で検査をお受けする形を取らさせていただいています。

すべての妊婦さんやご家族、我々医療関係者を含めて、誰ひとりとして産まれてくる赤ちゃんの異常を最初から望んでいる人はいません。
そのため、「事前に知ることができれば」という気持ちから検査を受けたいという思いにつながっていきます。

広い意味での超音波診断なども含めた「出生前検査」では、ごく稀ですが胎児治療に希望を見出せる異常も含まれていますが、今、ここでは染色体に関する「治療することができない異常」について話を限定させてもらいたいと思います。

検査自体ではどんな結果が出たところで、以降何事も変わってはいかないので、結果次第では何らかのアクション(決断)が必要だということになります。
露骨な表現でいえば、染色体異常が明らかになれば「妊娠中絶を選択する」ということになるのでしょう(もちろん、違う選択をされる方もおられるでしょう)。
まず、最初に述べておきたいのは、日本の法律の建前と本音です。
妊娠中絶は、母体保護法に規定されている「母体の健康を著しく害する恐れがある場合」と「レイプなどで妊娠してしまった場合」に限り許される医療行為です。
違和感をもたれる方が多いのかと思われますが、「染色体異常が見つかったから妊娠中絶をした」というのは建前論でいえば、妊娠中絶の理由にはなりません。「違法行為」だと言われてしまいます。今の日本では残念ながらかなりの数の妊娠中絶が行われていますが、「正々堂々の建前論」でいうと、ほとんどの場合、その理由が「?」になってしまうのです。
出生前検査に限って話をすれば、何(妊娠中絶の可能性)のために検査が必要になるのかといった建前論が闊歩してしまうと、検査の存在理由がなくなってしまいます。

もし、テレビなどで誰かが、例えば「私はただただダウン症の子供をもうけたくはなかったので、妊娠中絶をしました。他には何も理由がありません」と正々堂々と言い放ってしまったら、刑事訴追の可能性があるかも知れない(あるはずなのですが)のです。
それだとしたら、日常的に多くの妊娠中絶がなされているのは、何なのかどうしてなのかと思えます。それらは、主には母体の健康を守るための理由「異常をもった赤ちゃんを育てていくにはとても経済的に生活できない、気持ちも不安定になってしまって精神的にもたない」などといった、極めて日本人的な建前と本音の使い分け、「母体の健康を著しく害する恐れ」を理由に妊娠中絶が行われているということなのです。
ですから、この種の検査は未だに海外に検体を送らなければならないことが多いようですが、日本の検査会社が検査を請け負うと、場合によって違法な妊娠中絶に加担、幇助したという疑義を払拭できなくなるからではないのかと勘ぐってしまいます(私だけかも知れません)。
「胎児適応」すなわち、胎児に異常があった場合に、それのみを理由にして妊娠中絶を認めたらどうかという議論は、ずっと以前から問題になってはいるのですが、いろいろな政治団体などからの圧力もあり、政治問題化され、純粋に医学的問題、倫理的問題としては議論が頓挫しているのが現実です。

NIPT検査(今、ここでは詳しく述べませんが、ネット上にいっぱい出ています)は、母体の採血をするだけで、97〜98%もの確率で胎児の染色体異常(すべてではない)が見つかるというものです。非常に高額(20万円前後)なのがネックなのと、倫理的な問題もあって無条件には検査を受けられない(これも建前)ということがあります。
この検査も、何年か前にアメリカのベンチャー企業が日本に紹介、持ち込んできた時には、100%ダウン症が発見できるという触れ込み込みでした。しかしながら、国策として大学など極一部の医療施設に検査を限定し結果を検証したところ、2〜3%の正常な赤ちゃんが含まれており疑陽性になっていたという事実が判明しました。すなわち、その後に羊水検査を実施したり、もしくはそのまま妊娠を継続した結果、何事もない正常な赤ちゃんが産まれていたということに他なりません。
ただ、その陰には、羊水検査に至ることなく、高い確率に困惑し、異常がなかった赤ちゃんを中絶してしまった方が相当数おられたであろうことを意味します。
検査を希望される方は多くの場合、高齢の方が多いはずですので、不妊治療などでやっとできた方も多く含まれていたはずです。以降、妊娠の機会に恵まれなかった方もおられたのではと想像します。

羊水検査の話が出ましたので少しお話しさせていただきます。
今のNIPT検査よりもさらに確実性の優れた低リスクの検査法がすでにいろいろいわれてきています。今このゲノム関連の技術の進歩はめざましいものがありますので、いずれリスクのある羊水検査は、将来的には駆逐され過去のものになる可能性があります。
しかしながら、現状では確定検査として、羊水検査がどうしても必要になります。

羊水検査は、妊娠子宮に針を刺して羊水を採取し、その染色体を分析する検査です。21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーなどや、クラインフェルター症候群、ターナー症候群などの性染色体の異常、欠損、転座などの形状の異常などを調べることができます。載っている遺伝情報については、技術的には調べることは可能ですが、倫理的に行えません。
通常、羊水検査を実施する妊娠週数は、妊娠15〜17週あたりが多いのではないかと思いますが、妊娠15週では、赤ちゃんの頭が3cm大程度です。単純に針を刺すといっても、羊水の隙間は広い所を選んでも2〜3cm程度、少ないと1cm程だったり、胎盤が子宮の前壁にあったりすれば、穿刺部位が限定され、やりにくくなったりします。
使うのは細い針が一般的ですが、赤ちゃんと大人の大きさを比較すれば、切っ先鋭い日本刀を鼻先数ミリに突きつけられているのと同じです。
超音波検査をしているときに、赤ちゃんが身体全体を使って飛び跳ねるような動きを見たことがあると思います。動きは突然で、非常に素早く感じます。
通常、処置に使う針はより細い方が、出血や持続的な羊水流出(破水)につながるリスクは少ない反面、羊水には水だけでなく細胞の剥がれたような固形物がかなり混ざっていますので、詰まって吸えなくなるようなことも多く、規定量を吸うのに時間がかかったりします。
針を刺すというイメージも、卵膜がゴムのようにたわんであまり近づきたくないほど奥まで差し込まないと膜の向こう側に針の先端が抜けないこともあります。
この間に赤ちゃんが突然動いたりすればどうでしょう。針が刺さってしまったり、臍帯を切ってしまったり傷つけてしまったりするリスクは、時間がかかれば大きくなります。
針を刺されている妊婦さんも、無意識のうちに痛みでビクンと動いてしまったりするかも知れません。児体への損傷、臍帯損傷のリスクが当然つきまといます。もちろん、超音波を見ながらの処置ですが、1秒後に何が起こるのかはわかりません。
太めの針を使えば、処置は短時間ですみますが、穴が大きくなるため、出血や破水につながっていくリスクは大きくなります。
ちなみに、手取川クリニックでは、このようなトラブルの可能性を少しでも減らす意味で、わざわざ全身麻酔をかけ、十分時間が経過し赤ちゃんも麻酔にかかって動かなくなるのを確認してから針を刺すようにしています。これは不用意に母体が動いてしまったり、胎動で針による損傷が起こらないような気配りです。しかしながら、麻酔自体もこの時期にはできれば避けたいものであることは否めません。
テレビなどで、胎児スクリーニング専門を謳うクリニックが、外来レベルで「右から左へ」通常の外来エコーをするように羊水採取をしているのを見たことがあります。安静もなくすぐにそのまま帰宅させているのを見ると、非常に違和感を覚え、心配になります。
手術と同様に消毒をしてから処置をするのは当然ですが、針を刺して妊娠子宮に穴を開ける以上、動脈損傷につながったり、細菌感染からの破水、感染性流産などの避けようのないリスクがつきまといます。
羊水検査のリスクをお話しする際、流産、死産などへ発展する可能性が約300分の1であることを伝えなければいけないことになっていますが、この数字は大昔から当たり前のようにいわれている数字です。エビデンスがあることになっているのでしょうが、どうなのかという疑問があります(私見)。羊水検査自体が、先に述べた「異常があれば妊娠中絶前提」の検査であるため、ある意味「日陰の存在」であることも気になります。
また、実施した医師側がうまくいかなかった場合に出てくる数字であることも気になります。いずれにせよ、羊水検査にまで至ってしまえば、ほとんどの場合で300人(?)にひとりは、異常がない赤ちゃんでもだめにしてしまう可能性がある検査だということです。
大変厳しい露骨な比較になりますが、小学1年生を300人集めて、「今から皆さんの将来にとても大事な検査をします。でもこの中のひとりには死んでもらわなければなりません。」こういう言い方ではどうでしょうか。
胎児と1年生は例え方適切ではないかも知れませんが、または、こんなこともあるかも知れません。
羊水検査を受けて、例えば、数日後におなかが痛くなり、不幸にも死産してしまった。
悲しんでいたら2週間ほどたってから、羊水検査の結果が返ってきた。
『「46XX」正常核型、異常ありません(女の子の場合)』
こんなことも実際には起こり得るということを考えてみたことがあるでしょうか。
羊水検査を受けようと決意したなら、このような結果も受け入れる心の用意ができているでしょうかという問いかけです。
トラブルがないように羊水検査するのは私たちの仕事であり、今ここに書いたことは、患者サイドで考えても解決法はありません。
300分の1という数字は、最初に戻れば、大雑把にいって35歳〜40歳でのダウン症の子が生まれる確率とほぼ同じであり、どちらの300分の1を恐れているのかという問いかけにもなっています。

私たちには、検査を受けたらどうなる、受けなかったらどうなる、を伝える義務があります。受ける受けないはすべてご夫婦の考えです。今現在、元々何かの遺伝リスクが明らかになっている場合や、超音波検査などで明らかな異常があった場合を除けば、こちらから積極的に検査を受けた方がいいということも勧めることは適切ではないと考えます。

今ここで、NIPT検査、羊水検査の前に「Q-テスト(敢えて伏せます)」があります。
この検査はもう少し費用がかからず、採血するだけですのでもちろんリスクはありません。しかしながら、結果として確率が出るだけですので、この検査は個人的にはどうなのかと考えています。
一般的にはまずこの「Qーテスト」を受けて、高い確率であったら、NIPTなり羊水検査なりを受けるのが良いという考え方です。
でも、この「確率」というのがくせ者です。数字が出れば出たで、一人歩きを始めます。
混乱させるようなことを言えば、検査日当日、多くの水分を摂取してから検査をすれば、全体的には低い確率を導き出せます。検査項目の各値は、体水分量によって10%程は上下するはずですので、それらを元に導かれてくる確率にも大きく影響してくるはずです。
しかも、この検査は、疑問がある数字であっても、再検査は受け付けない仕組みになっています。
確率を出す以上は、元の数字をどれだけ正確にもっているのかが問われますが、新生児の先天異常については厚生労働省や保健所でも大体の数字はわかっても正確な数字は把握できていないはずです。報告の義務がないからです。ましてや異国である日本の何歳の母体からどれだけの確率でダウン症がなどといった数字はどこから出ているのでしょうか。ちなみにこの元数字を正確に把握して、それを元に確率を決めているのはアメリカの会社です。この数字がネット上でコピペされて広がっています。

この検査自体に意義を認めないわけではありません。数分の1などといった極めて高い確率であれば話は変わってきます。きちんと理解すれば有意義な検査であって参考にはなるでしょう。
ですが、外来で検査を希望する方とお話をしていて感じることとして、検査は検査であり結果は結果、良くも悪くも冷静に受け止めるしかないのですが、受ける方ご夫婦自身が、その結果を「パンドラの筐(はこ)」にしてしまっていることが多いように感じるのです。
いかなる検査も受けることで異常を防げるのではありません。検査の結果を見て判断して、場合によっては妊娠中絶を決断して、初めて異常がある赤ちゃんを産まないことができるという、ここが「検査を受ける→異常がなくなる」と短絡しているというか、話せば理屈としてはわかってはいるのですが、どうも現実視できていない方が多いように感じるのです。もう少し言えば、あらゆる先天異常の中で、染色体異常に起因する異常は、全体の中の10%程度でしかないということも知っておいてほしいことです。
たぶん、異常などないに決まっているから、検査を受けて安心しておきたい、はっきりとは意識していないのでしょうけど、このあたりが検査を受ける動機になってしまっているように感じるのです。これが先ほど述べた「パンドラの筐」という意味です。
元々、確率ですから、半分は平均より高いし、半分は低いのは当たり前です。出てくる数字の怪しさもさることながら、上か下かで心が大きく乱れます。下であったところで、気持ち的には安心するのでしょうが、何かが決まったわけではありません。
少し上であっただけで著しい不安に苛まれます。
仮に100分の1と出たとしましょう。300分の1が平均の方なら3倍の確率です。
私の今までの経験だと、ほとんどの方がうろたえます。現実視できていなかった、想像もしていなかった数字だったからです。大丈夫なことを確認しておきたかったという考えで検査を受けていたからです。
100分の1という数字の正確さもありますが、仮に神様がこの数字を保証してくれるなら、99%は異常がないと言っているのと同じです。
不吉なことを言うようですが、おそらく、私もあなたもご主人も、今年1年、癌などの大きな病気をせず、人生の方向が変わるような大きな事故、命を落とすような災害に出くわさない確率が99%もあるでしょうか。確率とはそういうものです。
結果、「パンドラの筐」開けてしまったら、先ほど述べた300人の小学生ではないですが、羊水検査を受けることになってしまいます。
元々、検査など受けなくても35歳40歳なら、アバウトに300分の1という確率は変えようがないこととしてわかっているのです。
1000分の1と出れば、安心される方が多いのでしょうが、何も保証されるわけではありません。自分たちに何が与えられるのかは多くの中のたったひとつの現実です。

胎児スクリーニング、羊水検査まですべてを尽くしても、赤ちゃんが何の異常もなく産まれてくるという現実はどこまで行っても得られません。そうなるように努力しているのが産科医療でもあります。
「母になる、親になる」ということはどういうことなのか−−−−−という問いかけがそこにあります。

物事の見方、世の中の出来事には、真っ白なものの見方と真っ黒なものの見方があります。見る立場が変われば色も違って見えます。ここには書けないこともたくさんあります。
真っ白な方が、ふだん意識したことのない真っ黒な考え方を知ると違和感を覚え、真っ黒に凝り固まった方は、真っ白だと思っている人を鼻で笑うでしょう。
しかしながら、世の中の「現実」や「真実」は、ここで言う真っ白でもなく真っ黒でもなく、どこかしらのグレーであって、白に近いグレーのか、黒に近いグレーなのか、それはそれぞれの価値観で決まってくるのでしょう。

ここでは敢えて、一般的な大多数の考え方をわざと外した「黒い意見」の何かしらを感じていただきたくて長々と書きました。
今ここで書いたことは、ある意味、反社会的な反医療的な真っ黒な意見なのかも知れません。

自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、10年後の未来の自分が今を振り返っても同じ考えでいられるような、しっかり考えて後悔のない選択をされることを望みます。

[ From Voyatzky院長 ]








[615] [北陸三県以外] 2021/02/22(Mon) 09:35
コロナ禍の診療で大変お忙しい中、丁寧なご回答をありがとうございます。
先生のお考えをお聞きし、これから入る産前産後休業で他者との接触が著しく減ることも加味すると、今急いでワクチンを接種する必要はないのかなと思い始めました。
引き続き感染防止対策を徹底して努めていきたいと思います。
先生方もお身体に気をつけてご自愛ください。








[614] [北陸三県以外] 2021/02/19(Fri) 14:44
院長先生、はじめまして。
私は里帰りで貴院にて出産予定の妊娠7ヶ月の妊婦です。
現在、他県の医療機関に勤めており医療従事者への優先接種に該当しているため、3月中旬頃の新型コロナワクチン接種を希望するか迷っています。私自身、今まで薬剤によるアレルギー反応は無く、基礎疾患も特にありません。
最終的な判断は、自分自身で行うのは承知の上で妊婦に対する新型コロナワクチン接種についての先生のお考えを聞かせていただけますか。

わさん、こんにちは。

大丈夫かどうか結論が出せない表現で言えば、「ワクチン接種による有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること」。
これは、妊娠中の投与に関して、明らかに問題のある一部の薬剤を除いた、多くの一般的な薬剤で、ほとんどのものに記載されている妊娠中の投与判断に関する記載です。いわゆる有益性投与と言われる表現で、妊娠週数の問題も関係あります。

薬剤の安全性の証明には、「治験」と言われる「人体実験」を経て、国の「承認」を得ます。
ですが、一部の人権無視の国を除けば、「あなたとあなたのおなかの赤ちゃんに問題が出ないかどうか、あなたで確かめさせてもらえませんか」という治験は現実的には困難です。通常は動物での結果の延長線上でしか考えることができません。
単純には、ワクチンを接種しない場合に、自分や自分の赤ちゃんがどうなるかのリスクと、接種した場合での副反応や赤ちゃんへの影響のリスク判断ということですが、いずれも曖昧な確率比較でしか語れないだけでなく、その確率すらよくわからないため「何なんだ」ということにならざるを得ません。特に妊娠中に重症化すれば、治療の困難さは、通常の比ではないでしょう。
元々、ワクチン接種という疫学的判断は、最初に個人を守るのではなく、全体を守る中で個人を守る、全体を守る中で多くの個人が守られるということであって、個人個人全部を守ることは理想であってもそれを最初に謳っているわけではないのです。

よく似た過去の例では、数年前に「新型」インフルエンザが流行しました。
この年に、国策として、妊娠中の人についても新型のワクチン接種が優先接種勧奨者とされ、おそらく何十万人の妊婦さんが接種を受けたものと思われます。しかしながら、この段階では、この新型インフルエンザワクチンが、妊娠中の接種に関して安全性の証明(治験)が為されていたわけではありませんでした。むしろ、その前年までは、インフルエンザワクチンについては「妊娠中には原則接種しない」という文言が記載されていたのです。
結果的には、新型インフルが想像したほどのパンデミックには至らず、予測より大きな事件にはならずに終息しました。
何もしなければ、注射の副反応や胎児への影響程度の問題では済まず、放置すれば大勢の死亡者が出る可能性が現実視されていたという背景がこういう判断に至ったということだったわけです。
ですが、大勢に接種したおかげで結果的に妊婦さんに接種しても大きな問題が出ないという証明にもなり、次の年から「妊婦さんには原則接種しない」という文言が消え、今では普通に妊婦さんであってもインフルエンザワクチンを接種できるようになりました。
大きな死亡率になるような予測がなければ、こういう全体体験は生じなかったと思われます。
ワクチン自体も生物学的製剤ということになるのでしょうが、体内での代謝や化学物質としての毒性など、いわゆる科学常識や医学常識に照らして、まあまあ大したことは起こらないだろうという経験的予測も「接種推奨」の後押しになっていたことは間違いないと思います。

今回のコロナワクチンで、先日より始まっているファイザー社製のワクチンでは、過去になかった「メッセンジャーRNAワクチン」というタイプであることが、「過去の経験に照らして」という意味で不安を生じる部分があるのかなと思います。このRNA遺伝子がマイナス80度で保管しないと安定しないということは、体温ではすぐ分解してしまうということの裏返しなので、大きな問題は出ないはずというのがワクチン推奨派の意見根拠です。
アメリカでは、今回の新型コロナの流行で、第2次世界大戦での戦死者よりも多くの方が亡くなっているという現実があります。
ちょうど今日ですが、このファイザー社製のワクチンで、24週〜34週の妊婦さんについての「治験」が始まったという報道がなされました。これだけの死亡率を前に、高リスクな妊婦さんにおいてはワクチンを打って欲しいという希望があり、今の日本とは違う価値観、環境下で治験が行われ、何かしらのデータが出ることになるでしょう。
赤ちゃんへの異常については少なくとも産まれてからも某かの期間の観察も必要でしょうから、この貴重な「治験」の結果が出るのには、まだ相当に時間が必要だと思われます。

今の日本では、妊娠中の方には原則接種は勧奨しないということになっています。
個人的にはいろいろな考えがあるでしょうが、過去の経験則以外には根拠はないことになるかと思います。

[ From Voyatzky院長 ]








[613] mii [金沢] 2021/02/11(Thu) 00:45
お忙しい中返信して頂き有難う御座いました。
すべて拝見し、自分本意な考えになっていた事深く反省しました。自分が楽になるというより、赤ちゃんが楽に出てこれるようなお産を選択したいと思います。麻酔に関しては、麻酔の効き方や産婦の過ごし方について詳しく知れて不安軽減しました。また、話は変わりますが、先生の徒然日記拝見しました。先生の若い頃の経験から今の考え方に至るのかなと勝手に想像し、手取川クリニックの価値観はとても素敵だと思います。この度はお時間を頂きまして、有難う御座いました。








[612] mii [金沢] 2021/02/07(Sun) 13:21
院長先生はじめまして。
無痛分娩を希望している初産の妊婦です。
いくつか無痛分娩に関して質問があります。
・初産で計画無痛分娩は可能でしょうか?
・自然な陣痛を待った場合、子宮口は何センチになってから麻酔投与しますか?
・麻酔の効き目は人それぞれといいますが、ご飯が食べられないくらい痛いものなのでしょうか?
某クリニックでは、子宮口は7.8センチ開いてから麻酔投与、痛みは10レベルを感じてから投与、麻酔の効き方は10レベルの痛みが5になる程度である程度の痛みは残すとの説明でした。痛みに対しての恐怖が強く詳しく知りたいです。お忙しい中大変恐縮ですがよろしくお願い致します!

miiさん、こんにちは。

ここに以下、書かせていただくことは、あくまで私見です。
やり方、考え方がいろいろあるのは当然であり、他施設は他施設のやり方です。
その説明や結果についても施療者が責任を負うべきものであることをご理解ください。


ネットなどでの底の浅い議論で無痛の本質が大きく誤解されていると手取川クリニックでは考えています。
誰もが、「とても痛みが激しいのでなんとかしてほしい、痛みに恐怖、不安を感じる」などというところから、無痛分娩を選択肢に考えて来られます。
昨年1年間で、手取川クリニックでは、帝王切開を除いた経膣分娩をされた方の内、65%が無痛分娩でした。
出産自体が本当にあっけなく終わる方もおられますので、もちろん、すべての方に無痛が必要だとは思っていませんが、つい最近の話で、無痛ではなかった初産婦の方が、「思っていたより10億倍痛かった、次は絶対無痛にします」とおっしゃっていたのが、印象に残っています。
「10億倍」という表現がどうなのかはよくわかりませんが、それだけの痛みの大きさがあるのであれば、当然痛くないようにしてほしいという要求が出てきても非難される理由などはないはずです。
世間一般での「無痛分娩」はこのレベルのみで語られています。

ですが、「痛いから痛くないようにしてほしい」「骨盤が割れるような痛みなどとんでもない」「痛かった、痛くなかった」。
これらすべてはご自分の話に過ぎません。すべて、自分が痛いから、自分がこうだから、自分が、自分が・・・・・・なのです。
そこには赤ちゃんが登場しません。赤ちゃんはどうなのでしょう?

「骨盤が割れるような」と表現される痛みは、破水して子宮口が5〜6cmほど開いてきて、児頭が骨盤の中を進んでくると始まってきます。同じ子宮口が8cm開いていたとしても、児頭が高い位置にあったりすれば、痛みは実は大したことはありません。
あなたの骨盤を割ってしまうが如き物理的な「力」を加えているのは、赤ちゃんの頭に他ならないのだということに考えが至ったことがあるでしょうか。赤ちゃんの頭が骨盤の中を進んでくることが、破壊的痛みの原因です。

片方(あなたの骨盤)に割れるほどの大きな力を加えていれば、反対側(赤ちゃんの頭)にも同じ大きさの力が加わるのは、物理学の常識です。
気付いていないだけで、あなたの骨盤の中の筋肉なり組織なりは、同じ大きさの力で赤ちゃんの頭を圧迫してしまっているのです。
赤ちゃんはどれだけ痛くても苦しくても何も言ってはくれません。

「痛い時にテニスボールで下から押してもらうと痛みが軽くなる」などという「助産方法」が世の中を闊歩しています。教科書にも書いてあったりするのです。
外来でこの方法を知っているかと訊ねると、ほとんどすべての方が知っているということに驚きます。
ですが、これをやっている人(産科スタッフ、助産師)、してもらっている産婦さんも、教科書の執筆者も、そうするとなぜ痛みが軽減するのかなどは考えたこともないのでしょう。経験的にこうすれば少し楽になってもらえる、何とか楽にしてあげたい一心(善意=使命感)でやってあげているに違いありません。

ですが、これがとんでもない赤ちゃんへの「虐待」なのです。少し考えればすぐにわかります。
先ほど述べたように、赤ちゃんの頭が進んでくると痛みが増す、だから進んでこないように(出てこないように)押し返せば痛みが軽減する。考えれば簡単なことなのですが、漠然と出産は痛いものだとしか考えず、痛みの原因に具体的に考えたことがないと、理屈のない経験則に基づいてこのような行動に走っているのです。
こうすれば痛みが軽くなって産婦さんのためになると思い、出てこないと終わらない赤ちゃんの頭を出てこないように出てこないように押し返して、「ソフロロジーですよ、今の陣痛で赤ちゃんが近づいてきましたよ」では一体何をしたいのかということです。
いい陣痛が来れば来るほど、より赤ちゃんの頭は下がって来るわけですから、当然痛みも強いものになります。
赤ちゃんは上から押され、下からは押し返され、誰が赤ちゃんのことを考えてくれているのでしょうか。
赤ちゃんを苦しめ、時間も長引かせて何をしたいのかさえわからない底の浅い助産法だと私は考えています。
自分がこれだけ痛いのだから、赤ちゃんも同じく耐えてしかるべきなどとは誰も思わないはずです。
残念ながら、誰もが知っているこんな方法が広く行われているという現実は驚くべきことであって「赤ちゃんを苦しめているだけの母になるための試練」な出産方法は明らかに間違っています。

これが先ほどから言っている「自分が、自分が・・・・・」という考え方です。


痛みが自制できないレベルに激しくなってくると、人にしてもらう「テニスボール法」は別として、自分ではどうなってしまうのかも重要です。
まず、呼吸が荒れて乱れ、滅茶苦茶になってきます。これはさらに赤ちゃんを苦しめる結果になっています。
これはソフロロジーでもラマーズでも言っている通り、呼吸法は大変重要です。

また、痛いと意識、無意識に痛みを押しとどめようとする行動が現れます。
身体をのけぞったり、ねじったりは、頭が下がりにくくしたり、頭を上に引っ張り上げる行動、姿勢です。
頭が骨盤の中を進んでいかないように、骨盤の中、足の筋肉も含めてガチガチに力を入れていきます。
自分が痛いからそうしてしまうのですが、先ほどの話からわかるように、これは赤ちゃんの頭をガチガチに締め付けてしまう力です。
臍帯(へその緒)も締め付けているかも知れません。
骨盤の中には体重を支えるような強力な筋肉、靱帯などがありますから、これはすごい力です。
骨盤の中はさらに硬くなって狭くなり、さらに強い(痛い)陣痛がないと前に進まなくなり、痛い苦しい時間が長引いていきます。
自分は痛いことを主張できても、赤ちゃんはされるがままです。
自分の骨盤を割ってしまうが如き力をさらに強力にして、逆に赤ちゃんの頭を締め付けて下がってこないように下がってこないようにして耐えている姿です。ここで力を抜くことができれば、お産は進み赤ちゃんも楽になりますが、頭が進んでしまうので激痛が増幅します。
だから力を抜けないわけです。これをなんとか精神性やヨガなどで力を抜けるようにしたいと考えているのがソフロロジーやラマーズに他なりません。
できる人はいいのですが、多くの方は痛くて問題外なのではないでしょうか。


大事なのは、自分が「母になるために耐えているはずの試練」なつもりが、実は赤ちゃんを苦しめているだけなのかも知れないということに気付いてほしいということなのです。どれだけ痛くても赤ちゃんのために上手に呼吸をして、どれだけ痛みが増幅されようとも力を精一杯抜いて弛緩させることができて、短い時間で頭を通過させてあげられれば、母になるための試練としては「合格」なのでしょう。

無痛をすれば、痛みはなくなります。手取川クリニックでは、「痛みを取る」ためではなく、「痛みを取ってあげないと赤ちゃんが楽に出てこられない」これが無痛の一番の目的だと考えています。
「痛いから痛くなくしてあげましょう」は、麻酔科的発想です。お産や赤ちゃんのことを考えない、ただそれだけでは「いいお産」にはなっていきません。痛みが取れてくるとお産の進行がどう変わってくるのかは麻酔科医にはわからないからです。

痛みがなくなれば、こらえる必要もなくなり力を入れる必要がなくなります。もう少し言えば、力を単純に抜くより、麻酔がさらに弛緩させてくれるので、骨盤の中が最も抵抗なく進んでこれる状態になります。これは弱い陣痛でも進んでこれることを意味し、赤ちゃんは圧迫の苦しさから解放されます。
なかなか進んでこないので無痛をやめましょうではなく、進んでこなかったら無痛にすれば進んでくることの方が多いのはこういった理由です。
呼吸は全く普通ですし、笑顔で会話もでき、信じられないかも知れませんが、子宮口全開していても居眠りしている方もあります。夜などでは、爆睡していました、気付いたら子宮口全開などといった感じです。

ですので、変な言い方ですが、『赤ちゃんにできるだけ楽に出てきてもらうためには、あなたの痛みをできるだけ取ってあげないとそれが実現できません』という言い方になるのでしょうか。これが、赤ちゃんファースト、産婦さんが一番ではないといった理由であり、手取川クリニックの無痛のコンセプトです。実際に受けていただいた方には、「こんなに楽に産めたんだ」を実感し、十分に理解していただけていると思っています。

バースプランという言葉、価値観があって、きれいな施設で出産したいとかおいしいものを食べて入院中は楽をしたいとか、まあ、それはそれでいいと思いますが、バースしてくる本当の意味での赤ちゃんのバースプランはどこにあるのでしょう。
生まれてみたら、元気だった、弱っていた、亡くなっていたなどという大雑把な考えしかなかったことに気付きませんか。
元気に生まれてほしいのは当たり前の大事な価値観ですし、実際に元気に産まれたという結果がすべてですし大事なことです。
ですが、ものを言えない赤ちゃんが、意識が飛びそうになっていようがどれだけ途中で苦しんでいようが痛みを感じていようが知らないふり気付かないだけで、「元気に啼いて良かったね〜」
あなたが赤ちゃんに加えていたかも知れない「危害」はどこにいってしまったのでしょうか。

今の手取川クリニックでは、3人に1人の方が無痛ではなく普通に出産されていますが、痛くないように産みましょうなどという「嘘、ごまかし」をしていません。
痛い方、痛い方に気ばりましょうという出産姿勢です。
これは一見大変冷たいように思われるかも知れません。
ですが、痛い方、痛い方に上手に気ばっていけば、結果的にとても早く産まれることに気付かれると思います。
早く産まれるということは、結論としては、自分も赤ちゃんを最も早く激痛や苦しさから解放される唯一の方法だということです。

痛くないように痛くないようにガチガチに力を入れ、のけぞってテニスボールで押していれば、その方はまだ3時間たっても5時間たっても、まだ隣の分娩台で苦しんでいるといういう違いになって現れてくるということなのです。
でも、わかっていてもできそうもない、自信がない方には、優れた「無痛法」を選んでいただけるというのが手取川クリニックでのソリューション(解決法)です。

誤解のないように付け加えますが、ソフロロジー、ラマーズが無力なのではありません。
やりたかったこと、考え方のベクトルは全く同じです。
ソフロロジーは数十年前の出産助産技術です。
出産が母体や赤ちゃんにとって命がけだった時代から、帝王切開も含め、昔とは比較にならないほど安心なものになってきた過程には、科学的知見や医療技術の進歩が背景にあります。
痛みが立ちはだかってできないなら、麻酔の力を借りることにはなりますが、それらを理想的に平等に実現していこうという姿勢に他なりません。



長くなってしまいました。
よくいただくご質問ですが、それぞれ答えさせていただきます。


『初産で計画無痛分娩は可能でしょうか?』

自然の陣痛を待つことも、陣痛誘発もどちらでも無痛分娩は実施しています。
ただ、計画無痛の場合では、子宮口がある程度、軟化、熟化して、そのままでも自然な陣痛開始が近い状況がないと、陣痛誘発そのものがうまくいきません。身体の都合にカレンダーの都合は優先しません。
いつでも自由自在になるほど簡単でないことをご理解ください。
特に初産婦の場合には、よりいい状態になっていないと分娩誘発自体が人工難産のようになってしまうこともあります。
また、待っている間に陣痛が始まってしまったり、先に破水してしまうことも当然ありますので、強い誘発希望がある場合にはハードルが高くなります。
早産の場合もありますし、どこまでいっても絶対はありません。
ですので、最初にカレンダーありきのような予定を決めることは得策ではありません。
陣痛誘発は状態が良くなってから初めて与えられる相談できる選択肢となるといえます。
希望があれば、いい状態になってきたらご相談、ご提案をさせていただいています。
同じような方はたくさんおられます。


『自然な陣痛を待った場合、子宮口は何センチになってから麻酔投与しますか?』

子宮口がどうなっているのかよりも、硬膜外麻酔処置を実施した後、確実に分娩になっていくのかどうかが重要です。
何cm開いているかで論じるのはナンセンスです。
例えば、前期破水などで確実に分娩にもっていかなければならない状況になれば、全く開いていなくても、痛くなくても無痛処置は実施しています。
ただ、痛くなければ投薬は必要ありませんので、それは状況次第です。
どれだけ痛いかよりも痛みが進行の妨げになってくれば、痛みは取った方が有利です。

硬膜外カテーテルの留置をしたが、陣痛が遠のいてしまうということが可能性として起こり得ます。
その場合に、身体的にも、気持ち的にも陣痛誘発でも構わなければOKですが、陣痛誘発を希望しないのであれば、「カテーテルをいったん抜いて帰宅する」という選択肢はありません。
ですので、出産にこのまま進んでいくのかどうかが問題になります。
ただ、先ほども述べましたが、初産婦の場合ですと、子宮口の軟化が全くなければ、陣痛誘発をしても出産自体がスムーズにはいかず、人工難産のようになってしまう恐れがあります。
ですので、初産婦の場合は、最低でも確実にこのまま陣痛になっていくのか、もしくは遠のいてしまった場合でも、陣痛誘発がうまくいけそうな状態になっているのかが無痛処置を実施するのかどうかの境界になるといえます。


『麻酔の効き目は人それぞれといいますが、ご飯が食べられないくらい痛いものなのでしょうか?』

まず、麻酔の効き目は人それぞれだとは思いません。やり方のまずさの言い訳に使われている言葉ではないでしょうか。

先ほども述べましたが、居眠りできます。普通に会話をし、テレビを見て、笑顔があります。頭がすぐそこまで降りてきていても、待とうと思えばいつまででも待てるといったら、産んだことがある方なら信じられないのではないのでしょうか。
稀ですが、何も力を入れなくても水ようかんのように赤ちゃんが産まれる方もあります。
ご飯は食べようと思えば、普通に食べられますが、「麻酔中なので食べたり飲んだりはできません」が100点の指導です。
ですが、そこまで厳しいことを言うのは時間も長くなって大変ですので、少量の飲み物、消化の良いゼリーやフルーツ位にしてくださいと言っています。
信じられないかも知れませんが、ここで経験してもらった方なら理解できる表現です。

硬膜外麻酔は、確かに効き方に多少ファジーなところがあります。
針を刺して管を入れているので、硬膜外腔側にも出血が多少なりともあったりすることがあって、それが薬剤の広がりに影響したり、身体を動かすと管の先端位置が変わったり、血管内に迷入したり、硬膜外腔から抜けてしまったりというトラブルです。
しかしながら、このような事象は経験が十分にある施術者であれば、容易に原因を想像できる事柄です。すべて想定内であり、それでもきちんと結果を出せるように対処します。
ネット上に出ている無痛したけど激痛だったなどという出来事は、最初からきちんと硬膜外腔に入っていなかったとか、血管内に最初から刺さっていたとか初心者にありがちなトラブルだとしか考えられません。効いていなければそういうことが起こり得るのがこの麻酔であることを素直に認め、やり直しをすべきです。個人差などではありません。硬膜外麻酔には慎重さや経験が特に問われるというのはそういった部分です。
管先の位置、左右のずれ、薬剤の量、投薬の間隔。個人差という表現は曖昧ですが、お酒に酔う酔わないというような意味での効く効かないはゼロではありませんが、通常は問題外です。
同じ量の薬を入れていても、硬膜外腔の広がりの体積に個人差がありますので、それも影響があります。
ほんのわずかな痛みをとても大げさに表現される方がありますが、判断を誤る原因になりかねません。痛いかどうかは本人にしかわからないことですので、痛みの評価は冷静にされるようお願いしています。

今までの人生で経験したことがないような痛みの場合、今の状態でもとんでもなく痛いと思ってもまだまだ先があるのが出産の痛みです。
MAXが「10」だとして、10がとても強ければ、「0」が「1」になっただけでも人は「滅茶苦茶、痛くなった」と言うでしょうし、逆に「10」の痛みが「5」になれば「滅茶苦茶、楽になりました」と人は答えます。効いていることを「演出」するならそれもいいかも知れません。
痛みで死ぬことはありませんから、「5」でも「6」でも構いませんが、少なくともできるだけ楽にしてあげようと思っていて、楽にならなければ赤ちゃんも楽に産まれてこられないという事実を踏まえれば、手取川クリニックとは価値観が異なっているようです。

帝王切開の手術で、赤ちゃんが出てくる時に起きていたいという希望がある方には、手取川クリニックでは硬膜外麻酔単独で赤ちゃんが産まれるまではその麻酔としています。
これは麻酔科的手術麻酔としては一般的な方法ではありませんが(今理由は長くなるので述べませんが)、硬膜外麻酔のみで開腹手術(帝王切開)ができるということは、それだけの痛みでも取ることができる方法だと言うことです。出産は別ですが、痛みをなくしてあげようと思ってやっているのに、「痛い」と言われると自分の至らなさで私は心が激痛になります。いかがでしょうか。


あくまで私見です。
産科医療関係者の方の目にも触れるかも知れませんが、他意はありません。ご容赦ください。

[ From Voyatzky院長 ]








[611] ワゴン [金沢] 2021/02/03(Wed) 22:12
院長先生、回答ありがとうございます。
今後のことも含め、考えてみます。





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